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ファイナンス初心者向けおすすめ本【最初に買うべき2冊】

こんにちは、セーシン(@n_spirit2004)です。

先日、「初心者向けのファイナンスの本でおすすめはありますか?」と聞かれて答えたのですが、初心者の方に特化して本をおすすめするのは需要はあるなと思ったので、こちらでも紹介したいと思います。

私のブログでもおすすめの財務・会計・ファイナンスの本を紹介していますが、ファイナンス分野以外も含まれている上に、企業価値評価などやや専門的な内容が書かれた本も紹介しています。

このnoteでは、プロジェクト評価のためにファイナンスを実務で15年近く使っている私が、ファイナンスを学び始めた20代後半のときに読んだ本を2冊チョイスしてみました。

これからファイナンスを学ぼうという方は、是非参考にしてみてください。


おすすめ1.本当にざっくり分かる「ざっくり分かるファイナンス」

本当にその名の通り、ファイナンスをざっくり学ぶのに適した一冊です。

この本のアマゾンでの購入履歴を見たら2007年、私がまさにファイナンスを実務で使い始めてすぐのときです。

著者の石野雄一氏は、この当時ファイナンスをかいつまんで解説する人として有名でしたが、今から振り返っても要点をわかりやすくまとめられていると思います。

そもそも会計とファイナンスは何が異なるのか?から始まり、キャッシュフローや企業価値などファイナンスの基本概念を丁寧に説明しています。

「初心者向けに何かないですか?」と聞かれたら、真っ先にこれを紹介する。

そんな一冊です。

石野氏は、手軽にファイナンスを学べる漫画版も出されています。


おすすめ2.MBA生が使うバイブル「グロービスMBAファイナンス」

こちらは、ブログのおすすめファイナンス本でも紹介していますが、MBAで有名なグロービス経営大学院が書いたMBA生が初めて学ぶためのファイナンスの教科書です。

こちらも購入履歴を見たところ、初版を2006年に買っています。

かつて担当していたプロジェクトで、キャッシュフローと、キャッシュの回収可能性の検証をしていたとき、私はこの本で数値や変数の意味合いを1つずつ確認しながらエクセルシートを組んでいました。

この本のおかげで、偉い人達から会議で「プロジェクトのIRRは?」等、様々な突っ込みを受けたときも、全て理路整然と答えることができたことが今でも印象に残っています。

そのときの苦労の甲斐あって、今でもプロジェクトをファイナンス面で評価するときに、何も見ずにエクセルシートで計算モデルを組めています。

ファイナンスに登場する基本概念は全て網羅、計算事例も掲載されているので、初心者向けのバイブルとして大いに役立つ一冊だと思います。


その他のファイナンスおすすめ本

その他のファイナンスおすすめ本は、財務会計や管理会計のおすすめ本と一緒に以下の記事に掲載しています。

あわせてご覧ください。


ファイナンスは動画からでも学べます

ところで、ファイナンスは本でなくても、動画からもざっくり学べるって知っていましたか?

先ほど書いたグロービスは、「グロービス学び放題」という経営学を動画で手軽に学べるサービスを展開しています。

私も登録して様々なコンテンツを見ていますが、ファイナンスの基礎が動画でざっくりわかるだけでなく、マーケティングや経営全般、キャリアについてなど様々なテーマの動画を見ることができます。

また、シリコンバレー発祥のオンライン学習プラットフォームの「Udemy」にも外資系投資銀行出身の日本人が教える人気のファイナンス講座があります。

上記以外の動画サービスも含めて、おすすめのビジネス動画サービスを以下の記事に掲載しています。

あわせてご覧ください。






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