朝路地は小学生のもの

今日はいつもより早めに家を出た。暖かくなってきたけれど、まだコートは手放せない。

自転車に乗って駅へ向かう。いつもより余裕があるので、いつも通らない道を通った。

そこは小学生の通学路だった。何十人もの子どもたちが、学校へ向かっている。

登校スタイルは様々だ。

3人の女の子は花いちもんめをしているみたいに、腕をからませて、くっついて歩いていた。まっすぐじゃなくて蛇行運転ならぬ蛇行歩行。危ない、けど仲良さそう。

かと思いきや、1人、うんこロケットー!と大声で言いながら走っている男の子。こらこら、朝から大声で。でもその自由さが少し羨ましくもあり。

小学生の時間、今思うと思い出せないくらいあっという間だったけど、なんか毎日楽しかったような気がする。大事に過ごしてね、とか言っても、あんまり分かってくれなそう。そう思うけど、そう思わずにはいられないのです。

結局、いつもより早めに出たはずが、同じくらいの時間になっていて、あわてて駅へ向かうことに。そんな今日の朝でした。

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