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なんだ?

あ、紅しょうがだ。歯に詰まっていた、上映前に気づいてよかった。

映画館は現実世界から己を切り離す装置である。

しかし「ザ・フライ」のテレポッドよろしく、とても脆い装置だ。なので紅しょうがひとつで、現実へと引き戻される。危ないところだった、気づけてよかった。

映画は、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」を観た。観に行くかどうか少し悩んだが、結局観た。MCUフェーズ5の始まりを告げる作品であり、この1年いや2年間をMCUと共に過ごすことが確定する作品である。

映画はとても面白かった。風呂敷を自信満々に広げている感じがして悔しかったが、ついていきます。よろしくお願いします。

作品のあらすじには触れないが、世界観がスターウォーズエピソード2の終盤、ドローン軍とジェダイ軍が戦った惑星「ジオノーシス」とほぼ同じだった。建物や背景、衣装、キャラクターデザインまでもがスターウォーズとそっくりだった。スターウォーズは好きなので、単純にテンションが上がり嬉しかった。

MCUを観るといつも、誰かと語りたくなる。映画館の扉を「出口」と「談話室」に、分けて欲しいくらいだ。わちゃわちゃ、あーだーこーだ喋りたい。

パンフレットを買いに売店へ行くと、MCUのドラマ作品「ロキ」のパンフレットも置いていた。公開されていないパンフレットも置いてるの!?ましてやドラマだよ!?びっくりして2冊とも買ってしまった。

パンフレットは高い。映画館が好きなので、コロナ禍になってからは意識的にチケットとポップコーン、ドリンクを買っていた。映画館がこのまま潰れてしまうんではないかという恐怖心があり、なんとか1円でも多くお金を落とそうと思った。映画を観ながら、食べて飲んで忙しいが、無理やり胃に詰め込んでいた。しかし最近になって、パンフレットがあるじゃん!と思いパンフレットを買っている。

久しぶりに買うと値段が上がっている。学生のころは800円くらいだった気がするが、今じゃあ1200円するものまである。しかし家にあると1年間で何を観たか、どのくらい映画館に足を運んだのか一目瞭然である。収集欲も満たされて、気持ちがいい。

いやあ映画って本当にいいもんですね。
ほなまた、ほなまた、ほなまた。

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