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JUJU HALL TOUR 2022:注セトリあり

不思議の国のJUJU苑 ~ユーミンをめぐる物語

アルバム「ユーミンをめぐる物語」を発売後、2022年5月19日千葉県松戸から9月27日の秋田最終日へのホールツアーが始まった。

演出はこのアルバムも監修している松任谷正隆氏。
生粋のJUJUファンにとってはどう映るのか気になる。

あくまでも個人的な感想

1本鑑賞。セトリを書きながら見たものです。
過去、ユーミン、JUJUのライブもともに経験しています。

本編

コンセプトは「不思議の国のアリス」。ユーミンの描く世界へ迷い込んでしまったJUJUが作り出す物語。

メンバー構成はバンド+ストリングス4人、ダンサー2人。
オープニングはJUJUの楽曲から。2曲目は今回のアルバムには未収録のユーミンの曲、そして少し長めのMCへ。
3曲目はアルバムに収録された曲からスタート。アルバムに収められた曲だけではなく、ユーミンの楽曲が次々と披露されていく。ステージはシンプルではあるが、バリライトによるライティング、プロジェクションマッピングなどJUJU本来のステージとは違う世界観が広がっていた。

JUJUのライブというよりもユーミンのライブステージと遜色のないような構成。しかし、このステージには、ユーミンはいない。JUJUが代演するようにも感じるようなライブ。帝劇のような構成にも感じる面もあった。
曲間のMCも現在ユーミンが行っている「深海の街」ツアーのようにストーリー仕立てになっていた。

選曲は、ユーミンのツアーでは通常は考えられないような構成。JUJUのファンからは「何故こんなにもユーミンの楽曲だけで構成されたのだろうか」と疑問を抱くのではないか。ユーミンが言う「松」という王道ソングはほとんどなく、構成されていたため普段、ユーミンを聞かないJUJUファンたちはアルバム収録曲以外の楽曲はわかったのだろうか。
楽曲のアレンジもユーミンの通常行われるツアーとは異なるアレンジが続いた。

本編、23曲。オープニングとエンディングのみが御本人の楽曲。

アンコール

アンコールは、JUJUから「何かを持ち帰って欲しい」と話され、新曲を披露。タイトルは「花」。エンディングは再びユーミンの楽曲から。

アンコール2曲の合計25曲。約2時間40分ほどの旅。

トリビュートライブであれば、メジャーな選曲になる。今回はツアータイトル「ユーミンをめぐる物語」に添ってJUJUによるユーミンへの思い出がある選曲なのだろう。JUJUの描くユーミンの世界なのだろうか。「俺のリクエスト」からの「私のユーミンリクエスト」かも。

セットリスト


*友人とのメモを照合しております。
 間違いがありましたら指摘していただけますと幸いです。

1:光の中へ
2:September Bluemoon
MC
3:影になって
4:街角のペシミスト
5:ダイアモンドの街角
6;Midnight Train
7:Valentin's RADIO
8:TUXEDO RAIN
9:一緒に暮らそう
10:ジェラシーと言うなの悪夢
11:鍵穴
12:TYPHOON
13:12階の恋人
14:真珠のピアス
15:リフレインが叫んでる
16:DESTINY
17:花紀行
18:かんらん車
19:ダンデライオン
20:守ってあげたい
21:メトロポリスの片隅で
22:卒業写真
23:奇跡を望むなら・・・
EC
1:花
2:A HAPPY NEW YEAR

*1、23、EC1のみJUJUの楽曲

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