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登山初心者

2018年の冬、友人から「山歩きしてみたら?」という一言からすっかりはまってしまった登山。まだ山歩きレベルです……

2019年春から、休みを見つけては友人のアドバイスで進められた山へ出かけるようになった。まずは近くの鎌倉アルプス、高尾山へ。ケーブルカーを使えば標高が高くても行けるから奥多摩の御岳山~大岳山。夏にはロープウェイを使っていけるからと北横岳へ。

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そして、夜行バスを使って初の3000メートル級にご来光を見に乗鞍岳へ。残念ながらあと2~3分というところで霧に包まれてしまった。剣が峰の山頂では彩光も隙間時間で雲がすっきり晴れた風景も見れた。

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11月はラグビーW杯を見たその足で、上高地行きの夜行バスで中の湯で降り、北アルプスの焼岳へ日帰り。この時は活火山だからとヘルメットも購入。紅葉も見れて本当によかった。

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千畳敷カールへ行ったときは少し雪景色。

と今までは山は滑るものとスキーでしか行かなかったが、すっかり山に登ることにはまっていった。来年は1泊で涸沢カールでテント泊したいなぁなんて夢を抱いてしまった。

が、2020年、コロナによる緊急事態宣言や外出自粛が続き、GOTO開始まで一切山にはいかず……在宅勤務や出勤しても働き方改革となりすっかり体力が落ちていたのを実感。

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ようやく10月に上高地へ。すっかり景色は秋から冬へ移行する時期。GOTOを利用して1泊。明神岳のモルゲンロート、すそ野はすっかり木々が凍り付く季節になっていた。

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初日は蝶ヶ岳へ。10月末の平日のため徳澤からは誰にも会うことなく往復だった。登山を始めてから、常にソロでの行動だったが、さすがにこの時は誰にも会うこともなく、何かあったらどうしようといつも以上に不安になった。でもこの山頂での美しさを見て、やはり、次はここにテントを張って、星空を眺めたいと思った。

が、テント泊をするとなれば持ち物は当然、増える。テント、寝袋、食料など。単なる日帰りとは比べ物にならない荷物を背負うことになる。ソロとなればすべてを背負うことになる。

ソロで登っている人は、初めからソロなのか?それとも仲間と登ることもあれば、ソロの時もあるのだろうか?と。基本的なこともわからず、ソロでは限界もあると思い、いくつかの山岳会を模索するが年齢制限があったり、土日限定だったりとハードルが高かった。結局、雑誌やネットで情報収集することとあきらめた。

では、テント泊するにはどうすればよいのかと。モンベルでは、ザックの大きさと私の背丈を考えると50リットルで入らなければ入るもので調整するように勧められた。石井スポーツではソロの場合、60~70リットルを勧められた。結局、ネットを見ても評判のよいグレゴリーを購入することに。サイズはXSのため、70リットルだが表記サイズよりも小さく66リットルになる。

実際に、テントや寝袋、調理道具一式など想定されるものを入れてみると少し余裕がある。とはいえ、きっと行くときになると、これもいるかも?となるだろうから初心者のうちはこれでいいのかもしれない。

そして最大の問題は、重量。友人からは20キロは背負えるようになることが安全のためにも最低限必要な条件と。軽量化できるものはして実際には行くべきではあるが、そのくらいの重量を背負い、普通に歩けることで余裕が生まれるということだ。

トレーニングが必要ではあるが、コロナ禍の外出制限もあり、実際には登山自粛中。でもこのザックを背負い街中を歩くのは世間の目が痛い。かといって20時以降は不要不急の外出をしないようとなった今は想像以上に人がいないので、世間の目はきにしなくてもよいが、さすがに仕事が終わってから深夜に背負って歩くのは危険を感じる。

難しいが、緊急事態宣言が解除され、それなりに県をまたぐ往来が気兼ねなくすることができるようになり山に行くことができるようになったら行きたい。まずは15キロくらいから近所を背負って歩けるようにすることから始めることにした。

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