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ウェディング業界の働きがいをアップデート!Branding Trainingをスタートさせました!

フラワーコーディネーターの紺野です。
以前(ずっとずっと前)noteを更新した時は日比谷花壇の一員でしたが、実は会社を変えて新たな取り組みを始めていたので、この事業立ち上げからこれまでのお話を書いてみました!

1.新しい会社で、新規事業を立ち上げました!

 立ち上げのきっかけとなったのは、私のInstagramに届いた他社のウェディングフローリストさん達からいただいたお悩み相談のDMでした。
『自分が所属している会社のやり方しか知らなくて』
『新しいことを学びたいけど、中々そういう機会もなくて・・』
この時の会話から、自分の視野を広げようと同じ目的を持った仲間が社外にもできて、一緒に時間を過ごす中に体験価値を生み出せる場所ができたらいいな。と考えるようになりました。

ウェディング業界には、同業他社と手の内を見せあう、みたいな行動がタブーとされている暗黙のルールがあるように思っていて(個人の所感です)、入社してからは所属している会社・式場というコミュニティの中で切磋琢磨していくことが多いと感じていました。

世の中には様々な種類のクリエイターが日々生み出され、 ”個” が活躍する時代になりましたが、ウェディングフローリストを始め業界従事者の働き方は狭いまま。この現状を少しでも変えるために「会社の境界線を超えて、スキルを気軽にシェアできる場を創ろう!」と自分にできることを考え、2020年10月に日比谷花壇の関連会社:インプレッションフローラに身をおいて、新規事業の立ち上げに向けて動き始めました。

そこで生まれたのが【ブランディングトレーニング】です。この名称は、「自分自身のブランドを作る」×「未来の自分に向けてトレーニング」を合わせたもので、”自分の未来のためにブランディングの時間をつくる”をコンセプトに、2021年2月、新しい事業がローンチとなりました。

2.「花」の分野からスタート

まず初めにスタートさせたのは弊社が実務経験豊富な「花」の分野。
ウェディングの装花打合せで描く装花デッサンや、既存商品のデザインと使用する販促ツールの改訂、会場装飾やブーケなどの制作技術をアップデートできる実践的なレッスンメニューを揃えました。

“自分の未来のためのブランディング時間” をコンセプトにしていることから、業務時間の中で自分のスキルを更に磨くための時間を短時間でも確保するイメージで、1つのレッスンを気軽に受けられる60分~に設定し、メニューを整理しました。自分の伸ばしたい分野・興味のある分野・苦手な分野をそれぞれ必要に合わせてセレクトして受講できるように工夫しています。

メニューを企画考案するのと同時に、最も重要だと思っていたのが講師です。情報過多と言われる時代の中で、ウェディングフラワーのプロとして信頼できるコンテンツを創りたかったので、プロとしての実績が数多くあり、業界の第一線で活躍しているアソシエイト達に声をかけて、力を借りながら創りあげてきました。

ローンチから1年、主にウェディングの企業様やフリーランスのウェディングフローリストさんに向けてレッスンを行ってきました。
Branding Trainingを実際に導入していただいた企業様では、施設営業時間前の10時~12時の2時間で2レッスンの時間を設けていただき、レッスンを受講した後すぐに実践に活かせるようなスケジュールとして、日々の勤務の中に取り入れてくださっていました。

『花の技術のことに限らず、言葉の選び方や所作、プロとは何なのか。改めて考えさせられるきっかけをもらいました』

という受講者のフローリストさんからの言葉が嬉しくて、心に刻まれています。

3.Branding Trainingの今後

ウェディング業界は「司会」「写真」「映像」「花」「プランナー」「サービス」「美容」などの単一職種のクリエイターが集まることで成り立っているチームで活動しています。
現状のBranding Trainingは「花」を通じて、ウェディングフラワーコーディネーターの業務におけるアップデート内容から始めましたが、今後、他の分野についてもレッスンメニューを開設して、様々な分野を受講できるよう、幅を広げていきたいと考えています。
また、いずれ Meets(弊社が運営するクリエイターのコミュニティ) に所属しているメンバーが講師となり、B2B・B2C のサービスを D2C へと繋げていくことで、業界内での交流と、教えられる人×教わりたい人のマッチングから、個々のモチベーションアップに向けた意識の活発化を目標としています。

例えば新人のウェディングプランナーさんがお客様を担当するにあたって、お2人の会場コーディネートのイメージを言語化できるようになったり、写真の撮り方について学んだり。カメラマンさんが素敵なブーケを創れるようになったり。Branding Trainingを受けることで自己研鑽に繋がるポジティブな場になっている、とも感じていますが、他の分野への知見をどんどん広げていくきっかけができることで、ウェディング業界の未来に新たな職種が生み出されるようになり、自分が次に目指したいと思える新たなロールモデルを発見できることができるようになると考えています。

4.Branding  Trainingを通して目指す10年後

ウェディング業界の変革に大切なのは、成長の実感=次に目指したいと思える新たな職種やポジションがあることだと考えています。
Branding Trainingを通して、情報やスキルのシェアが気軽にできる場を世の中に定着させることで、10年後にはウェディング業界従事者に新しい可能性と道をつくることができていることが弊社の使命です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨

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株式会社インプレッションフローラ 取締役CCO
紺野菜津美

〈SNS〉
個人Instagram:@n_konno.flower
会社Instagram:@impression_flora
コミュニティInstagram:@ifmeets_impression
会社Twitter:@impressionflora

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