リキ日記_待機
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
帰宅してから一番最初に、リキのケージの掃除とエサの用意をするのだが、リキは時々凄くお腹を空かせているときがあるようで。
それは例えば私の帰宅が遅かったり、あるいは、単にリキが固形エサを食べていないときなどだと思っているのだが、真実はどうだかはわからない。
普通はリキは、掃除をしてエサを準備して、整えてから暗幕をしないと出てこないのだが。
そういうお腹を減らしたときは、我慢できずに暗幕を下ろす前に巣箱から出てくるのである。
だが。その時の動画や静止画が、無い。残念だ。
また今度、新しいのを撮るようにしたいと思う。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジは、準備が足りないなぁ。いつも。
まあ、そんなもんだ。
そんなこんなを家内と語らおうとして振り向くと、家内が足を指さして笑って言った。
コジくん、もっとリキへの愛、深くなきゃ。だから、倍返しね。
なんのはなしです可。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
過保護ではあるけどね。コジ。
とにかくマッサージ、マッサージ。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
「俺」は、オフ会で、「あれ」が見えることから、慕われていて。時には相談をされたりするようになっている。
ある時の男性の相談は、ソテツが好きなのだが、夜の闇に溶け込む時に、枯れた部分が怪物の毛に見え、見ていると落ち着くという。
帰宅時に「俺」は、「あれ」を見る。「あれ」は、爪や牙を出したり威嚇することもなく。ただ、そこにある。
「俺」は、「あれ」を見ることによって、安心感を覚えていた。
妖怪好きの私ならば、きっと「俺」と、同じ感覚になるのだろうと思う。だが。私には、「あれ」は、見えない。
「あれ」は、つくづく、不思議だと思う。
てるとさんは、また、ミニチュア花器に、新境地を見出した。少し前に、私が驚いたのは、貫入が入ったミニチュア花器だった。そしてその後も、いろいろな新作を世に出してきたが、また、驚いたのは、この、掻き落としのミニチュア花器である。
これには凄く味がある。ぜひとも、ひとつ、手に入れたい。
いろいろな掻き落としの治具も自作し、チャレンジしている。
早く現物を見てみたいものだと思う。
てるとさんのチャレンジストーリー。見逃せない。
このいわのりさんの記事。子育て中の、困ったあれこれを、ドラクエRPG風に表現している。
どれもこれも、面白い。思い返せば、我が家もそういうことがあった。だから、懐かしい。
色んな工夫を思いつき、記事を面白くしていく。こういう姿勢は、真似をするのは難しいかもしれないが、その姿勢そのものは、見習いたいものだと思う。
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