リキ日記_汚れ
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
実は、リキの巣箱の中が汚れてきているのだ。
巣箱にも、いろいろなゴミがつく。本当は、水洗いなどをして、そのゴミを取り除いてあげるのが筋なのだが、この巣箱の天井には、強力なガムテープで、定点カメラがついている。
このカメラ、強力なガムテープで貼り付けてはいるが、なかなか巣箱にはりつかなかった。
苦労して貼り付けたので、これを取り外す気には、残念ながら、ならないのである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジ、少し、横着。
うむ。
わかっては、いる。わかってはいるのだ。
わかっちゃいるけど、やめられないっ。
なんのはなしです歌。
ちょっと、当分のあいだ、悩むことにする。
そんなこんなを家内と語らおうとして振り向くと、家内が足を指さして笑って言った。
悩んでいるうちに、もっと歳とるよ。
……。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
そっくりそのまんま……。いや、何でもない。笑
とにかくマッサージ、マッサージ。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
磯貝さんの「蟹男」ちょっと、しばらく飛んでいたが、また、舞い戻ってきた。
今回は、2話目だ。
この2話目。1話目で、「僕」は、真っ二つに切られたのだが、意識が戻ったのだ。
だが。
外に出てみると、元の世界とは違う世界になっていて。もう、家には戻れそうにない。
さあ、さて。どうするか。
蚊遣り豚セットをひとつ、この夏の展示会で購入した。
その時、金魚の風鈴にするか、どうするか、少し逡巡した。
だが、違うものを手に取った。
実は、2つ買おうか買うまいかも悩んだのだ。
その、金魚の風鈴のものに、てるとさんは、手を加え。今度の地元の展示会に出すという。
春。また、東京の展示会で会えそうな気がしている。その時、また、蚊遣り豚セットを買おうと思っている。
その時に、蚊遣り豚、残っているだろうか?
それは、神のみぞ知る、未来の話。
いわのりさんが、猫カフェに行ったという。
私は、イヌ派だったはずなのだが、兄の家には3匹のネコがいて。
その猫たちと遊んでいるあいだに、猫も好きになっていた。
兄の家の猫は、なかなか私に慣れてくれない。臆病なところは、どこか、リキに似ている。
猫カフェ、行ってみようかな、なんて、思ったりしている。
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