リキ日記_りっくん
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
家内は、一緒に出先から帰宅すると、まずは、リビングのリキのところに行き、声をかける。
りっくん!りっくん!
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
りっくんって、ちょっと違う名前になっているな。
リキくんが、ちょっとなまってりっくんに、なる。でも、これが、家内のリキへの愛情の呼びかけなのである。
おそらくは、私と一緒にいなくても。家内は、帰宅したらすぐにリビングに行き、りっくん!と、リキに声をかけているはずだ。
リキに過保護な家内。リキ愛は、他の誰にも負けない。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
糞尿の世話は、絶対にしないけれど、ね。
そんなこんなを家内と語らおうとして振り向くと、家内が笑って足を指さして、笑いながら言った。
だって、手を汚すのは、コジくんの仕事でしょ。
……。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
今回のWatcherは、あれを、初めて見たときのことだ。
異形を目にして、なお、冷静を保ち見入る俺。やはり、俺に、あれが見えるのは、必然なのだ。
磯貝ワールドの変わった風景。創作だとはわかっていても、どこかにあるのではないかと、少し期待してしまう。
あれ、たぶん、本当に存在していたとしても、私には、見えないのだろう。
志の輔のCMでの言葉である。「理屈じゃあ、ねえんだよな」
理詰めで、ロジカルに説明せよと、学校や企業では言われ、それが当たり前である。
だが。
てるとさんも言うように、実際に求められるのは、それだけじゃなくて。理屈ではない、もっと泥臭い、失敗や恥ずかしい、あるいは悔しい経験から得られるものなのだろうと思う。
世の中、人の心を揺さぶるのは、理屈じゃあねえんだよな。
今のところ、実害を被っているほどではないのだが、いんのせいで……。そう思うことがある。
世の中、改善という皮を被った改悪が、堂々と闊歩しているときがある。その割には、ルールを守らない政治家は、経理担当者が悪いのであって、私が悪いわけではないと詭弁を弄する。
私も、詭弁を弄したくなるが、私よりも前に、詭弁を弄している身近な人々がいて。やっぱり止めておこうなんて、自省のブレーキがかかったりする。
いわのりさんの、お気持ち。よくわかる。
■追記■30日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。
人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。
下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。
約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放
「追放」って…。まじかぁ…。
でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。
これで、後には引けない…
まだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。