宝塚
9月のシルバーウィークの頭の3連休に、実は、関西に行ったのである。家内と一緒に。
家内は、かなり前から、お世話になった友人に、ちょっとした頼まれごとをしている。それに、義母と、義妹との、田舎の家などの処分についても、会話を進めようとしていて。
どうしても関西に帰ってこなければならない事になっていて。やむなく、帰ってきたのだ。
私は私で、兄に会って、実家の整理をしたりと、所用がいくつかあったのだが、それをひとつひとつ、こなしていくことになった。
そして、そのあいだに、楽しみをいくつか、入れ込んだ。そのうちのひとつが、手塚治虫記念館である。
ここは、一度、随分昔に来たことがある。だが、記憶が、ほとんど無い。
私は、手塚治虫が大好きで。学生の時、アルバイト代をつぎ込んで全集を買い込んだことがある。
宝塚の駅を降りると、タカラジェンヌが迎えてくれる。これを、左にずっと行くと、手塚治虫記念館は、ある。
花の道を通る。ここは、はじめて通るかも知れない。以前は、南宝塚の駅から行ったような気がする。
途中に、かの有名な、宝塚大劇場がある。
しばらく歩くと、到着した。
このご時世で。この頃は緊急事態宣言が出ていたので。入館は、厳重な消毒や手続きがあり、順番に行われる。
中に入ると、手塚治虫ワールドが、広がっていた。
こういうところにいると、時間が経っても、分からなくなる。一日中、いられる。昼前から夕方まで居続けて。帰るときには、満喫し足りなくて。また、来ようと思った。
手塚治虫と言えば、手塚治虫全巻チャンネル某さんだろう。
YouTubeで、手塚治虫作品について詳しい解説動画を流していらっしゃる。そして、もちろん、noteの記事も、それにほぼ完全に連動している。
私は、時々、見にいかせてもらっている。解説は、きちんとまとまっていて、なおかつ面白い。手塚治虫のファンの方ならば、訪れてみると、きっと、面白いと思う。
折しも、こんなキャンペーンをやっていたので、それに乗ることにした。南宝塚から帰ろうということで、天津麺を選んだ。
ブロマイドも、ブラックジャックの、なかなか、味のあるシーンだった。味も、美味しかった。時間さえあれば全種類集めたいところだったが、それは、叶わなかった。
むかし私が買い込んだ手塚治虫全集は、当時の我が家には狭くて置いておけなくて。友人宅に預けた。そして、結婚してからもそのまんまになっていて。もう、時間が経過しすぎて、友人に譲ってしまった。もう一度集め直そうにも、あの頃のようなエネルギーが、今の私には、もう、残っていない。
記念館には、ちょっとしたライブラリーも、ある。そういうこともあり、展示物も、1日ではもちろんのことながら、見切れなかった。
また、関西に行ったときに時間があれば、必ず、手塚治虫記念館に立ち寄ろうと思っている。
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