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リキ日記_遮光

ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。

我が家のハリネズミの名前は、リキという。


リキは、リビングに来て、もう3ヶ月になる。テレビのすぐ隣にいて。人が夜遅くまでいる部屋だから、うるさいし、明るいしで、たまったもんじゃなかったと思う。

台風が去った頃、気温も低めに落ち着いてきて。その時から、実は、また、遮光カーテンをするようになった。

夏場はケージ内の気温が上がりすぎるので、使うのを止めていたが、少し使いながら観察することにしたのだ。

エサをやった後に、ケージにカーテンをかけて。翌朝、出勤するときにカーテンを剥がす。


しばらく観察している中で、気温は問題無いことを確認した。つまり、カーテンをすることによって温度がやみくもに上がることは、もう、なくなった。

この日、夜は、温度が上がらなかった

そして、しばらく観察するうちに、遮光カーテンをかけると、リキが、安心して巣箱から出てくることを、さらに確認したのである。

例えば、エサを食べる。車輪の下に潜り込む。そして。とうとう、夕方の回し車を、走るようになった。


もちろん、リビングには、人は、いる。光は、遮光カーテンで、ほぼ、遮っていて、真っ暗だ。

リキは、真っ暗ならば、人がいようが、話し声がしようが、テレビがついていようが、行動するところまで、慣れて強くなってきたことが、わかってきた。

私としては、慣れるかどうかが心配だった。だが、これが定着するかどうかは別にして、可能性は大いにあるという感触を得た。


そして。10月のある日。テレビがついていて。人がいて。そういう状況で、エサをやり、遮光カーテンをしている中で、とうとう、リキは、回し車を、回すようになった。


そのとき、たまたま家内も帰宅してきていて。2人で、リキもやるねぇと、笑い合ったのだ。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

リキも、成長したね。ちょっと、ふてぶてしくなってきたんじゃない?


たとえ、そうであったとしても、私は、嬉しいのだ。


足が可愛い寝相



GIFリキは今日も元気にリキ走している



私は、妖怪好きである。そして恐らく。磯貝さんは、妖怪に限らず、異形のものは、好きなんだと思う。磯貝ワールドは、異形の創造物の集まりである。妖しいとか、グロテスクとかいう表現も、当たらずといえども遠からずなのかも知れない。だが私は、こういう、人が、イマジネーションの中で創り出す異形のものは、好きである。特に、昔からの伝承の中にあるものは、古びていて歴史があり、なおさら、興味深い。そういう怖さという創造物は、笑いや癒しと、どこか表裏一体のような気がするのである。


コリキとキンモクセイ


ミニチュア生花、少しずつ始めてはいるが、まだ、本格的に懲りだしては、いない。いろいろ、やりたいことは、メモをし始めている。だが、まだ、敢えて手をつけていない。

てるとさんは、会員が二桁までは、いきたいといっていたが、もう、それは肥えたようだ。いずれ近いうちに、私は、特別宣伝担当として、20名を超えるまでは、勧誘を続けたいと思っている。でも、ゆっくり、ゆるりと。活動は、ゆる〜く。ゆる〜く。


■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。


■追記②■
また、スタエフで配信します。もしも御時間があれば、お付き合いください。アーカイブも、後日、貼り付けます。

西尾さん主催で。みんな、面白い方々です
ライブも、アーカイブも、ながらラジオでお聞きください


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