チーズケーキドリンク
これも、3月1日のことだった。家内が、ニコニコしながら、私の机の上に、こんなものを置いてくれた。そして、言った。
コジくん、チーズケーキ好きだよね。
だから、買ってきたよ。
心の中の、リトルkojuroが、ちょっと驚いて、呟いた。
な、なんだ、こりゃ。
パッケージを見てみると、チーズケーキを、ドリンクにしたのだという。
心の中の、リトルkojuroは、見逃さなかった。
やっぱり、見切り品のシールが、貼ってある。でも、パーセントが書いてある、1番上のものは、予め、剥がしているぞ。証拠隠滅の手が込んでいるな。今日は。
でも、賞味期限は、一応、過ぎていないぞ。
家内は、よく、見切り品を買ってくる。
そして、私に、食べさせてくれる。
いつもは、ちょっと、変わったものばかりだ。いかにも、人気がなさそうな。
だが、意外に、私は、そういうものたちに、好みが、合ったりするのだ。
だから、ありがたく思っている。
そして今回は、その、誰も見向きもしないであろう見切り品のカートの中に、見切り品でありながら、私の好物を見つけたので、家内としては、してやったりの気になり、機嫌が良く買ってきたのだろう。
実際に、飲んでみた。
ことさらに、美味しすぎることはなかったが、かなり、私には、美味しかった。
関西には、「ゲテモノ」という言葉がある。
私は、よく、ゲテモノ好きと、言われた。家族にも、友人にも。
だが、私の好みが、そういう好みなのだから、それはそれで、良しとしよう。
心の中の、リトルkojuroが、呟いた。
でもさあ、見切り品を買ってきて与えられて、美味しい美味しいって言っている、都合の良い人、そうそう、世の中には、いないかもね。
我が家は、家内が上機嫌ならば、平和で、明るいのである。
私も、なぜか、満足しているし、すべて、うまくいっている。
これで、いいのだ。
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