リキ日記_カバー外し

ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。

我が家のハリネズミの名前は、リキという。

先日、このリキ日記で、回し車のカバーが外れて、リキが走ろうにも走れなくなった事件のことを書いた。

そして、私は、あろうことか、また、その過ちを犯してしまった。

回し車には、カバーをつけていた。ハリネズミが小さいうちは、回し車の網目で足の指などを怪我してしまうことがあるので、予防するために、カバーをするという。私は、それを、ずっと、つけていた。

このカバーは、マジックテープでつける。だが、何回も付けたりはずしたりしていると、当然、ヘタってくる。だから、きちんと、つけたことを確認しないと、ダメなのである。私の不注意で、先日、カバーがハズレてしまっていた。

すると、リキは、走れなくなる。

夜間に、リキが走っている様子を、カメラは、捉えていた。この様子を、ちょっと、編集したいと思ったが、編集までは、今回は、間に合わなかった。

またの機会に、動画を載せたいと思う。

リキは、困っているのだが。それでも、リキは、健気に、何とか走ろうと、何度も試みる。

この様子を見ると、涙が出てきた。

心底、リキに、私の不注意を謝りたい。

そして、謝ると、リキは、警戒音を出して、威嚇してきた。

ハリネズミは、慎重で、警戒心が強いので、例え飼い主と言えども、心底は、懐かない。餌などを与えながら、徐々に、距離をつめていく。

その行為が、毎日、同じなのだ。

でも、そんなリキが、私も家内も、好きなのである。

家内と相談して、しばらく、カバーを取り外して、リキの様子を見ることにした。

すると、その夜、長男から、LINEで、心配したコメントが届いた。

実は、このカメラの映像、長男からも、見ることが出来る。ネットワークカメラとは、便利なものだ。

家内が、長男に、すぐに、報告した。

長男は、仕事の休憩時間などに、このカメラ映像を、時々、見ているらしい。

我が家のハリネズミは、リキという。リキは、家族に愛されている。我が家は、リキを、家族だと思っている。

一日も長く、リキと、共に生きていたいと思うのである。

このGIFは、磯貝さんに作ってもらったものを、使わせて頂いている。家内も私も、すごく、気に入っている。また、カバー画像は、みんふぉとに入っている、磯貝さんの画像を、毎回、使わせて頂いている。

磯貝剛｜note

【リキ動画】

ちょっと以前に、YouTubeにあげた動画だが、ひとつ、動画を添付しておく。

我が家は、リキに、過保護である。

でも、これで、いいのだ。