納札
随分前に、一陽来復と一陽来福のお守り札を落としてしまい、納札しにいかねばならなくなったことを記事にした。
ことが起こってから、いったい、どれくらいの月日が流れたのだろうか。6月の中旬に、家内と一緒に行った。
まずは、穴八幡。お守り札をもらう時のような喧騒は無く、静かな境内に、人が、ポツリポツリといるような感じだった。
探したが、納札所が外に出ていなかったので、家内が窓口に聞いたところ、社務所で預かるとのこと。頭を下げて、納札した。
夏の暑さもあり、晴れ渡る空もあり、季節はずれのお詣りに、心が解れるような気がした。二礼二拍手一礼で祈りを捧げ、社殿を後にした。
次に、放生寺。
ここは、季節の詣での時にも、穴八幡に比して、人が、圧倒的に少ない。だが、私は、放生寺も大好きで。この日も、ゆったりとした気持ちで、本殿の階段を登った。
ここは、拝殿に納札所があり、そこに、頭を下げて、納札した。
境内には仏様が何体かあり、ひとつひとつ、まわる。家内とともに祈りながらまわり、私たちは、どちらかというと、穴八幡よりも時間をかけて祈りを捧げた。
お守り札も、穴八幡神社は、一陽来復。放生寺は、一陽来福。一字、違う。我が家は、このふたつのお守り札を、揃えて恵方に向けて貼る。
十何年ぶりに、札は落ちてしまったが、懐中お守りがあるのと、毎日のお祈りは、お守り札があるイメージでするので、心は通っているだろうと勝手に思っている。
来年は、きちんとお守り札を貼りたいと思っている。何点か反省点があるので、冬至までに手を打っていきたい。
穴八幡神社と放生寺には、昨年の懐中お守りも、納札してきた。
家内が家に帰り、家内と一緒に来れたのが本当に良かった。
家内が、帰路で、私に告げた。
帰宅したら、マッサージお願いね。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
メッチャ、ストレートね。
マッサージをすると、家内は、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。
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