どこでもドア
長女の家に、こういうものが、届いた。
以前、こういう記事を、書いたことがある。
長女のこだわりポイントは、ドラえもんと、まいやんと、オシャレである。そのうちの、いちばんのこだわりポイントが、ドラえもんなのである。
以前の記事にも書いたが、この本棚、約8万円も、する。それでも、買って、手元に置いておきたいという。
そのこだわりポイントが、また、凄い。
中身の本は、去年、一度持ち帰り、我が家に置いてあった。届け先は、長女の家だ。
長女は、なかなか、休みが無い。だが、たまたま、長女の休みの日に、この、本棚が届くのだという。
なぜか、家内の休みの日に、その日が、重なった。そして家内は、中に入れる、秘蔵版の本を一式、長女の自宅に、届けに行った。
心の中の、リトルkojuroが、少し呆れてつぶやいた。
本当に、過保護だな。
私も、家内が、長女宅に行くと聞いて、少し笑ったら、家内が、言った。
過保護ですが。
何が、悪いの?
過保護できるときに、過保護、しておきたいのよ。いずれ、できなくなるんだから。
その考え方にも、一理ある。
本棚は、とても、立派だ。
中を開けると、こんな感じだ。秘蔵版が、きちんと、入っている。
そして、ドラえもんとのび太の、ふたりで笑い合っている、フィギュアが、何とも言えず、素晴らしい。
長女は、本棚が届いたら、すぐにでも、秘蔵版を入れて、完成させ、眺めておきたかったのだろう。
長女が、家内に言ったらしい。
この本棚を、子供に見せたいのだ、と。
長女から、子供の話が出て来るのは、初めてだ。それほど、気に入っていて、嬉しいのだろう。
これぞまさしく、こだわりポイントなのだ。
長女は、仕事に悩んでいる。もう、結論は、出ている。新しい年度には、もう、今の職は、辞しているはずだという。ほんとうに、長女が、いつ、行動を起こすのかは、静かに見守りたいと思っている。
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