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試験

このあいだのヨーグルトの話。宿題が難しすぎてという内容で、泣き言のように、面白おかしく書いたが、実は、ちょっとだけ真面目そうに、こういうことも、裏では、やっていた。

まあ、世間で認められ得るような、実験とはほど遠いが、pH試験紙を使い、少しでも客観的に見えないかとは、やってみた。

実験というのは本来、仮説を立て、条件を厳密に整え、いくつもの試行をし、その中で確からしさを検証する。

だが、私は、そこまでは、しない。なぜならば、時間が無いからもあるが、そもそも、そこまですると、面白みが薄れてくるからである。

だからと言って、公共の電波を使い、確かでも無いことを吹聴してしまうと、庵忠名人に叱られるから、気をつけたいところである。

私がやっているのは、個人の意見。私見の範囲を出ない、あくまでも、雑談、戯れ言の範囲である。


さて、少しだけ、以前の記事を、遡ってみよう。

まずは、同量のヨーグルトと、ハチミツを混ぜ合わせた。そして、1つは、すぐに食し。ふたつめは、丸一日置いてから食した。そして、味に違いがあるかを確かめたのだ。

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こんなものが、家にある。なぜか?まあ、いいだろう。

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この紙、色によって、違うpHペーハー値を検知する。色だから、アナログだデジタルではない。本来、デジタルの計測機器で計測できていたら、何かの意見は言えたかも知れないが、これを使うと、もっともっと、ボンヤリとした感覚で捉えることになる。


結果の前に、この紙が、pHペーハー値を検知しているかどうかを見てみよう。


なるほど。まずまず、使えそうだ。


では、計測した結果を見てみよう。


まずは、すぐに食べた方。

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pHペーハー5くらいか。

そして、一日置いた方。

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これも、pHペーハー5くらいか。


比べてみても、対して、変わらない。フードロスハンター(注1)の立場は置いておいて。この味を見極めるのは、少し難しいかとは、思う。だが実は、ほんのり、甘さが和らいだと思ったのは、事実であることは、付け加えておこう。あくまでも、私見であるが。


心の中の、リトルkojuroが、苦笑しながら、ボソリとつぶやいた。

女王陛下(注2)の言う通り、高価なデジタルの計測機器要らなかったね。


確かに。女王陛下は、間違っていなかった。


いずれにしても、微妙なのであるが、先にも述べたように、実験による確からしさの検証は、そもそも、もっときちんと計るものである。


だから、この記事は、試験ではなくて、むしろ、私見である。



心の中の、リトルkojuroが、いぶかしがりながら、つぶやいた。

そもそも、この試験紙。pHペーハー試験紙だよね。

甘いか、甘くないかを問われているのに、酸性か、アルカリ性かを計測して、なんの意味があるの?

なんだか偉そうに語ってきたけれど、まったくの見当違いをしていないか?

必要なのは、糖度計測機器のはずだが。


.................。


あれ?

どこで、間違えたんだろう。

しかも、実験っぽくやろうとするあまり、今週のヨーグルトには、肝心のマーマレードを入れられていなかったではないか。

そして、ながた師範からは、すでに、こういう記事も、投稿されている。

そしてその記事の中で、冷蔵庫に入れると、甘いまんまの可能性が高まるという指摘も、してあった。

確かに、冷蔵庫に入れてしまっていたが....。


なんだか、とりとめのない記事になってしまった。

試験が、私見どころか、大間違いをしでかしてしまった。


なんだか反省モードになったところで、家内が寄ってきた。

そして、足を指差して、笑っている。


私は、反省するために、そして、頭を冷やすために、マッサージをすることにした。


家内は、マツサージをすると、上機嫌になる。

家内が上機嫌ならば、我が家は明るくて、平和である。゜


だから。

これで、いいのだ。



(注1)世界中で社会問題にもなっている、フードロスを無くすために、まずは身の回りの賞味期限切れを無くすように、ひとたび賞味期限切れとなった商品をチェックし、たとえ賞味期限が切れていても、匂いや色や味見から食べられるかどうかを真剣に判断し、食べられるものと判断したものは、無闇に廃棄せずにきちんと頂く。そういう活動をする、ボランティアのこと。私が勝手に作った造語である。


(注2)女王陛下とは、家内のことである。私に、ときどき、ミッションを与える、指揮命令系統の最上位者なので、ときに、家内のことを、そう呼ぶ。

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