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冬至

毎年、早稲田の、穴八幡と放生寺にお詣りして、一陽来復と一陽来福のお守り札をもらってくるのだ。そして、その夜貼り付ける。

だが。今年は、年末年始が、異常に忙しくて。冬至には、どうしても足を運べなかった。

そこで、12月24日に行き直して。そして、お守り札を頂いてきた。

バタバタの大晦日。今年は、年越しそばも、食べるのを忘れていた。だが、何とか、お守り札は、恵方に向けて、貼り付けることができて。何とか、年を越すことができた。


一陽来復と一陽来福のお守り札


去年は、貼り付け方が甘くて。貼り付けたあとにになって、壁から剥がれてしまい、お守り札を泣く泣く、納めに行った苦い経験がある。


今年は、それを何とか反省を活かそうと工夫をしたが、またしても、ひらりと落ちそうになった。まあ、貼り付ける前だからと気を取り直して補強をしたが、毎年、気を揉むのだ。



心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

準備は、きちんと、前々から、せねば。


わかっちゃいるけど、バタバタのまんまだ。生活のリズムのベースがきちんとしていないと、と、思うのだが、なかなか、性格も、生活のリズムも、変えられない。


心の中の、リトルkojuroが、また、ボソリと、つぶやいた。

コジは、いつになったら、まともになるのかね。



私は、家内の常套文句を言った。

来世ね。


ふと、振り返り、家内を探しても、空のソファーが笑うだけだった。

家内は、あるプロジェクトに参画していて。都内のホテルで泊まりがけで仕事を遂行している。


昼間のやりとりからすると、家内は、元気なようだ。


家内が元気ならば、我が家は、明るくて、平和である。



だから。



これで、良いのだ。



■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。

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