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また会いたくなる営業って?

法人営業をやっていて、経営者が「また会いたい」と想う営業というのはどんな人だろうということをずっと考えていた。
法人営業を始めてから19年目。「経験・知識があるから」だけでは無いことは実体験としても分かっている。

こんな人が会いたくなる営業だろうな
と考えたのは以下の3つ。

①自分に気づき・発見を与えてくれる人
②自分のことをすべて受け取ろうとしてくれる人(聞いてくれる人)
③会うたびに成長している人

①自分に気づき・発見を与えてくれる人
経営者は短期・中長期を考え、常にアンテナを張っている。
「最近どう?」
この質問にどうやって答えるかで「また会いたい」かどうかが決まる。
この「最近」には
・業界の動向
・異業界の動向
・競合他社の動向
・「あなたの会社」はどう?
・「あなた」はどう?
等々、さまざまな「最近」が含まれいてる。
そして、ニュースや新聞、ネットで言われていることは知っているから、知りたいのは「現場のリアル」「生の情報」ということ。
営業に聞きたいのは「巷で言われている評論」ではなく「あなたが感じているリアル」。

②自分のことをすべて受け取ろうとしてくれる人(聞いてくれる人)
「経営者は孤独である」とよく言われる。
常に緊張感をもって経営しているからこそ、ちょっとした不安や悩みを聞いてくれる相手は貴重な存在。ただ聞いていれば良いかというとそうではなく、会社のこと、事業のこと、組織のことを誰よりも知っているからこそ「聞いてほしい」と想ってもらえる。受け取る前に、同じ視座・視野で「見ようとする」「感じようとする」姿勢が大切。

③会うたびに成長している人
これが一番大切だと想っている。
事業を成長させるには「人」が成長することが不可欠。
経営者は社員が楽しそうに仕事をして成長していれば、結果として事業が成長することを分かっている。だからこそ目の前の営業が楽しそうに仕事をして会うたびに成長していると、とても気になる。それは「会社の風土・制度」なのか、「個人の意志」なのか、採用・教育・組織運営、等々にとても興味が湧く。それを自社に活かしたいと想っているから。

「今の仕事楽しい?」
「なんで続けているの?」

と聞かれることは少なくない。

仕事を楽しみ、成長するためのインプットを惜しまない
そんな営業は必ず「また会いたい」と言ってもらえる。

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