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料理 効率化と愛

2月3月は毎日の夕飯の仕組化をトライしていた私。
その試行錯誤と、足りていないものに気づいた話。

料理に求めるもの

  • 家族が美味しく食べられる

  • 時短

  • 節約

  • 健康を意識(大人の高血圧、脂質対策)

上記4つが2月の時点でもっていた課題です。

とにかく、夕飯づくりに時間がかかりすぎてヘトヘトになってしまうのをなんとかしたかった。また、食費も予算内におさめたい。どうしたらできるか?を考えました。ちなみに、料理は得意じゃありません。そこで考えた対策がこちら。

対策

①素材を調理し、味付けを変える
→子供は脂っぽいものを、大人は健康を意識したものを食べたい。対策として、素材を美味しくできる調理法を知って、後で味付けを変える。

②時短対策
→朝のついで作りを習慣化。朝、親向けの野菜や副菜を作っておくと夕飯作りの時短になる

③節約
→週間献立にチャレンジ。手帳に肉・魚の在庫を日ごとに割り当て。無駄なものを買わないようにする。

2か月トライしてみて

①素材を調理する方法

上田淳子さんの本にて、ささみ肉や鶏肉がやわらなくなる仕込み「塩糖水漬け」を知る。子供がパクパク食べてくれる料理のレパートリーが増えて節約にも時短にもなって、一石二鳥。

②時短対策

朝のついで作りは、慣れてきた。
ヘルシオで野菜やきのこをただ蒸したり、ホットクックで大人用の煮物を作ったり。やりすぎない範囲でやることで、夕飯に1品プラスできる。大人分の野菜は盛り付けるだけなので、夕飯は子供向けメニューに集中できる。

自分比ですが、夕飯作成でヘトヘトになる頻度が大分減った!調理時間はもっと減らしたいけれど、子供対策メニューをちょこちょこ作っているのでやっぱり時間がかかります。

③節約

今まで、宅配の冷凍肉や冷凍魚が冷凍庫からあふれる日常があった。でも、冷凍肉があるのにスーパーで生肉買っちゃったりね。ただただ在庫管理ができていないだけだった。手帳に冷蔵庫にある肉魚を書きだすだけで、買いすぎを大幅減。もっと早くやればよかったー!!

私に足りなかった視点

夕飯の仕組化は、ある程度完了。
一旦、今のまま継続してメニューも増やしつつ改良していけばいいと思っています。

でも、効率化重視で失っていた視点を気づかせてくれた本がありました。

自分軸手帳の図書新聞に掲載されていた「愛のエネルギー家事」という本です。あたたかいタッチのイラストや、心からじんわりあたたかくなる文章。
にっこり、ほくほく、笑顔になれる本でした。

家事の中に料理の項目もあります。カテゴリ名は「うれしくなる料理」。

「心をこめてにぎったおむすびはおいしい」
「お母さんの肉じゃが世界一」
 というのは、気のせいではなく真実です。
 作り手のエネルギーが、料理の味やパワーに与える力を意識することは、何よりも大切なことです。
…中略…
 子どもが学校からしょんぼり帰ってきたとき、いつもおかかおむすびを食べさせていました。
「大好きだよ」「愛してるよ」「大丈夫だよ」
 そんな気持ちをこめてぎゅっぎゅっとにぎります。おかかおむすびを食べた子どもは、なんとなく安心して笑顔に戻ったものでした。

「愛のエネルギー家事」より

はっとしたのは、「うれしくなる冷蔵庫にしてみましょう」という章。在庫管理、節約、時短という効率重視で、子供が喜ぶお菓子や、夫が好きな食べ物などを揃える気持ちが失われたいたかも?と気づきました。

効率化は、自分自身が楽に家事に向き合うためには必要なこと。
でも、家族が喜ぶ、美味しいという視点。これはとっても大事!!!

学童弁当に入れる塩おにぎり、ただ無心でにぎっていたのを「楽しい一日になりますように」と心を込めてにぎってみました。そうすると、私自身もにっこりできる。

毎日の料理、前よりはたぶんよい流れが作れた。でも、またしんどくなる日もある。そんな時は、この本のことを思い出して、自分を休ませてあげたいと思います。


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