自分の中に信頼を築く ということ

忘備録: 「本当のことを言う」ための覚悟は、私が私のためにする最も尊いことのひとつ。そして時には死を経験する。

「本当のことを言う」ということに関して、私自身がそこに至るためのひとつひとつの私の選択と決心を支える責任を、私は大切にしている。

どういうことかというと、

自分が「心からの本当のことを言う」時に、傷つくリスクを受け入れていて、そして、その傷の痛みには慣れないでいるということ。

それから、

自分が本当のことを言って、それが優しく温かく受け取られた時に、自分が崩壊してしまうリスクを負うということを受け入れていて、そして、そこにある圧倒されるほどの大きなおそれと向き合うということ。

私にとっては、人から理解されることよりも、自分で自分を理解することの方がはるかに大切。

何故かというと、

かつて私は、あまりにも大きな傷みに「自分」という感覚がかなり希薄になってしまって、そのまま長い年月生きてきて、その長い年月の間、私はかけがえのない「自分」という存在を少しでも知るため、少しでも近くあるために、力を注いでいて、それはきっとずっと続くから。

「本当のことを言う」ということの価値を大切にすることで、私は自分に対して「本当のことを言う」ということになる。これを積み重ねることにより、自分との信頼関係を構築し続ける。

他ならぬ、ここに生きている自分のいのちと共にあるために。

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