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【芥川賞】時代が動く様子【AI】

今週、2023年下半期の芥川賞の発表がありました。

受賞された作家の九段さんは、生成型AIを使って創作活動をされたそうです。

作品自体を私はまだ読んでいません。
報道を読んで、読書欲を刺激されました。

プロの作家が生成型AIを使って創作活動をし、それが歴史ある賞を受賞したことは非常に興味深いです。

作家の創作活動において、文学賞において今後どのようにAIの活用を線引きしていくのか。
そもそも、作品とは何か。
世の中はそれをどう受け止めていくのか。

音楽であれば、ライブの音源と録音したものでは違うことをはじめから受け手は想定できます。
販売されている音源は、仮に楽器を演奏したものでも、デジタルで修正して、よりよいもの、納得がいったものを発表できます。
反対に、コンサートなどではそこからなくなっている息づかいや雰囲気、その一回性を期待して会場に足を運びます。

私は手元に届けられた作品が、よりよいものであれば、AIで書かれた文章が5%(それ以上)含まれていても、デジタルで音の高さが微調整されていても構わないのですが、今後どのように捉えられていくのでしょうか。

その分野を生業とする審査員は、素晴らしい作品であると判断しました。
作品が届けられる、私を含めたその他多くの読者は、作品とどう向き合っていくのか、AIによってまた少し時代が変化しそうです。

この拙い文章は、AIを使用していません。

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