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【図書室】『ぞうさん、どこにいるの?』【子育て】

見つからないように隠れるけれど、見つけてほしいかくれんぼ

末っ子がちょうどはまっていて、定期便でAmazonから届いた大きな段ボールに入ったり、冬掛けでもこもこになった羽毛布団にもぐったりと、ふとした瞬間におうちかくれんぼが始まります。

先に末っ子が隠れるのお決まりのパターン。

しかし、「かくれんぼしよう。」とは言わず、「い~ち、(に~い)、さ~んして。」と時々「二」を飛ばしていうあの数え方でねだってくるのが合図です。

本気で隠れているのか疑いたくなるのですが、しかも目の前で隠れながらその合図を言い、「どこかな~。」とこちらが合わせ、数秒後に「み~っけ。」と言うと満足気に「みつかっちゃった~。」とお決まりのやり取りはコントのようです。


そんな末っ子が見つけた『ぞうさん、どこにいるの?』。

あとがきを読むと『ウォーリーをさがせ!』にインスピレーションを得たらしく、ぞう、おうむ、へびが森の中に隠れています。

はじめの方はなかなか子どもも3匹を見つけるのが難しいのですが、だんだん早く(簡単に)なります。

慣れではありません。絵本の舞台設定が地球上のどこかにある、人の手が入った熱帯雨林だからです。

何も考えずに像たちを探す読み聞かせもできますが、会話が成り立つようになったら、環境のことを子どもと一緒に考えることもできる本です。


☆こんな子にオススメ

・かくれんぼが好きな子

・『ウォーリーをさがせ!』や『ミッケ』が好きな子

・地球の環境について問題意識をもった(もたせたい)子

☆対象年齢

・3歳くらいから


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