【図書室】答えのない問題【子育て】

目についた『答えのない道徳の問題 どう解く?』という本を手に取ってみました。
副題には「正解のない時代を生きるキミへ」とあります。

「どうとく」という駄洒落に気を引かれて読んでみたのですが、中身は子どもがもちそうな疑問が載ってあり、真面目に答えようとすると結構難しい問いがあります。


中身よりもいいなと感じたのは冒頭の「この本のよみかた」の部分。

調べてみよう。
他人になってみよう。
逆の立場から考えてみよう。
「わからない」も一つの答え。
体験できるなら、体験してみよう。
他の国で考えてみよう。
時代を変えて考えてみよう。
問題を疑ってみよう。
寝てみよう。
何個も考えて選んでみよう。
みんなと話し合ってみよう。

このくらいじっくり考えることができるのであれば、苦手だった道徳の時間も、少しは好きになれたかもしれません。

後ろの方には「考えるためのヒント」もあり、一人で読んで考えるだけではないつくりになっています。


☆こんな子にオススメ

・考えることが好きな子

・身の回りのことや出来事に疑問を持つ子

・ニュースが好きな子

・道徳の時間が好きではない子

☆対象年齢

・小学生3年生くらいから


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