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看護師や助産師の中国語学習、まず何から手をつけよう?

中国語学習って、まずは何から手をつけたらいいの?

中国語に限らず、一般的に「語学を身に付けるには、やっぱり留学でしょっ!」とよく耳にします。現地で劇的に語学レベルを上げたという学習者さんも数多くて、そのやり方をプレゼンする動画はYouTube上にたくさんあります。
みなさんも一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか?

確かに、24時間中国語が聞こえてくる環境だったら、勉強のモチベーションは
上がるだろうし、いいなぁ〜!うらやましい!って思います。

でも、今のこのご時世で、しかもバリバリ仕事をこなしている身だと、たとえ中国や台湾へ留学したくても、現実的にはなかなか難しいところです。

このまま中国語学習をあきらめなければならないの?
いいえ、そんなことはありません。
時間さえ確保できれば、日本国内でも中国語を習得することは十分可能です。

そこで今回、完全国内で中国語を学んだ私の方法をご紹介したいと思います。

通訳学校入っちゃったけど、このレベルで本当によかったの?

実は私、いきなり大阪市内の通訳学校に通い始めました。そのスクールは入学時、レベルチェックテストがありました。私は、それまでに「NHK新中国入門」(上野恵司著)で文法を学習していたこともあり、筆記問題はまずまずだったのですが、ヒアリングは散々な結果でした。それでも、なんとか頼みこんで一番下のクラスに入れて頂きました。

ところが、初めての授業で、高い崖からつき落とされるような経験をしました。

授業の内容が全くわからない!授業は全て中国語でした。確かに、申し込みの時に説明を受けたはずでしたが、まさか、こんなにわからないとは予想外でした。

最初のタームでは、ほぼ毎回、講師から当てられて答えても「あ、違いますね。」と言われ続けました。例えば、ある文章の内容要約では、単語いくつか以外、ほぼ聞き取れず、苦しまぎれに内容を推理して答えていたのですから…。中国人講師はあからさまに嫌な顔をしたり、「あ?」と冷たい視線を投げてよこしました。

さすがに「止めようかな」という思いも頭をよぎりました。誰が見ても、私一人がダントツにできませんでした。多分、若い頃だったら、早々にしっぽを巻いて逃げていたと思います。

「今、こうして中国語が話せるようになっているのは、このときのマインドのおかげだな!」と今でもずっと思っています。中国語学習に必要なポイント、それは図々しさといっても過言じゃありません。

「これは思い切った戦略が必要!」お尻に火がついた私は、ただ、やみくもに追いかける授業スタイルを変えました。

学習の見通しをたてよう!

語学学習で大切なのは、まず見通しを立てることです。目的地も決めず、ただ何となくで始めると、三日坊主で終わってしまう可能性が高いです。学習を続けていくために、あなたにあった「中国語マスターへの旅」の旅行日程をたてましょう!

旅行のことを決めるのって、とても楽しいですよね。最初にどこへ行くとか、何を食べるとか、何を見るとか。それと同じように、中国語学習の最初の目的地も決めてみましょう!いきなりだと、何も具体的に思いつかないですか?

そうですね、例えば、1年後に、あなたはどんなふうになっていたいですか?

「周りにいる中国人と楽しくコミュニケーションしている自分!」どうでしょう?自分のいる世界が、今よりもっと広がるような気がしませんか?あなたがイメージできたということは、近い未来に実現できるということです。自信を持って進んでいきましょう!

仕事をしながら学習していくあなたですから、効率的な方法で基礎を固めることをお勧めします。その方法は、検定試験を利用することです。

締め切り効果があるので、集中して計画的に学習することができます。
まずは、中国語検定4級合格を目標に始めてみましょう!

中国語検定4級は登山でいう「1合目」

中国語検定4級とは、中国語の基礎レベルです。簡単な中国語を聞いたり、話したりできるようになるレベルです。中国人とのコミュニケーションが多少取れるようになって来るので、中国語の楽しさを感じられるようになります♪

検定試験を意識することで、ポイントを絞った学習をすることができます。中級、上級へと進んでいくためには、文法の基礎マスターは必須です。ここでしっかりと土台を作っておけば、さらに上を目指すことも可能です。

履歴書に記載できるのが中国語検定3級からということで、中国語検定4級を受けても仕方がないという人もいますが、そんなことはありません。「たかが中国語検定4級、されど中国語検定4級」ですよ。晴れて合格証を手にした時、あなたの中で中国語への情熱が赤々と燃え上がっていることでしょう。

次回は、実際に中国語検定をどのように受けるか?私の思い切った戦略について、お話ししていきたいと思います。

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