迷走した先に見えたこと。そしてこれから。
企画メシ第2回、放送の企画。
課題は『新しいドッキリを考えてください』。
私は完全に迷走していた。
毎クールチェックしてるドラマが少なくとも5本はあるくらい、テレビが大好きな私。ドッキリってテーマとしてよくあるし、それを考えると思うとワクワクした。でも「新しい」って一体なんだろう。
第1回の企画で与えてもらった考え方。
課題を出すときに阿部さんが伝えてくれた言葉。
今回、講師として来てくださるのは、放送作家であり、格闘家でもある大井洋一さん。
検索すると出てきたのは、スマスマとか、はねとびとか、それこそ世代ど真ん中というか、自分の中の「笑い」と作ったと言っても過言ではないであろう、テレビ番組の数々。
とにかく大井さんのことが知りたい!と、手当たり次第に記事も読んで、佐久間さんのYouTubeチャンネルも大井さんが出ている回は全て見た。
とても面白かった。
そう、「面白かった〜」で、私の思考が止まってしまったのだ。
このnoteを書きながら気づくという、悔しさたるや。
ノリを大事にしているんだな、ロケが好きなんだな。
で、「新しい」ってなんだ???
「ドッキリ」の方向性自体は決めていた。
かけられる人も、みている人も、嫌な気持ちになるものには絶対にしたくなかったから、サプライズではないけれど、ドッキリの後に少しでもハッピーになることは必須。
でも、新しいドッキリなんて全然思いつかない。
ちょっと待ってよ。これはドッキリを考えるだけでいいのだろうか?
どんな番組かも想定して考える必要がある?
うわあああ、わからない。どうしようどうしよう。
あ、ドッキリの提供方法自体を新しい形にしてみるのはどうだろう???
そうして出来上がったのがこの企画。
課題提出の直前、阿部さんからこんなコメントがあった。
ああ、阿部さん、私はいつの間にか正解を探してしまっていたみたいです。悔しいです。。。
その後、みんなの企画が共有されたものの、緊張でなかなか開けなかった。
楽しみ、でも怖い、ぐううう、、、えい、、、、!!!!
そこには、皆の企てが溢れていた。
かっこよくて、羨ましくて、思わず目を逸らしそうになったけど、どのドッキリも見てみたくて、ドキドキ、ワクワク、そわそわして。
当日、大井さんのお話も夢中になって聞いていた。
みんなのドッキリを「くだらないな〜」とクククと笑う大井さん。
「どうなるの?それ大丈夫?想像がつかないけど見てみたい。」
相手にハマりにいきながらも、企てることを楽しまないとね。そうだよね。
才能で勝負するのは難しいから、知識量で負けないようにしていると、大井さんは言った。
会社でもいつの間にか古参になっている私。
わかった気、決めつけてしまっていることが多いのではないかと、まっすぐ向き合えているのか、見て見ぬふりをしていないか。普段の自分に刺さる言葉だった。
人生、一生、勉強だ。
もっとまっすぐ向き合ってみよう。
そして、もっといっぱい失敗してみよう。
次回の企画は、『なんとかしたいの企画』
次こそは、表面をなぞるだけにならないように。
迷走するなら、思いっきり迷走したらいい。
思いっきり楽しんで取り組むぞ。
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