見出し画像

迷走した先に見えたこと。そしてこれから。


企画メシ第2回、放送の企画。
課題は『新しいドッキリを考えてください』。

私は完全に迷走していた。

毎クールチェックしてるドラマが少なくとも5本はあるくらい、テレビが大好きな私。ドッキリってテーマとしてよくあるし、それを考えると思うとワクワクした。でも「新しい」って一体なんだろう。

第1回の企画で与えてもらった考え方。

どれだけ企画を引き寄せられるか

課題を出すときに阿部さんが伝えてくれた言葉。

大井洋一さんを自分の中にインストールをして、
課題提出までの数週間の日常を過ごしてみてほしいんです。
その悩んで、悩んで、悩む時間がすごく貴重で。

今回、講師として来てくださるのは、放送作家であり、格闘家でもある大井洋一さん。

検索すると出てきたのは、スマスマとか、はねとびとか、それこそ世代ど真ん中というか、自分の中の「笑い」と作ったと言っても過言ではないであろう、テレビ番組の数々。

とにかく大井さんのことが知りたい!と、手当たり次第に記事も読んで、佐久間さんのYouTubeチャンネルも大井さんが出ている回は全て見た。

とても面白かった。

そう、「面白かった〜」で、私の思考が止まってしまったのだ。
このnoteを書きながら気づくという、悔しさたるや。

ノリを大事にしているんだな、ロケが好きなんだな。
で、「新しい」ってなんだ???

「ドッキリ」の方向性自体は決めていた。
かけられる人も、みている人も、嫌な気持ちになるものには絶対にしたくなかったから、サプライズではないけれど、ドッキリの後に少しでもハッピーになることは必須。

でも、新しいドッキリなんて全然思いつかない。
ちょっと待ってよ。これはドッキリを考えるだけでいいのだろうか?
どんな番組かも想定して考える必要がある?
うわあああ、わからない。どうしようどうしよう。
あ、ドッキリの提供方法自体を新しい形にしてみるのはどうだろう???

そうして出来上がったのがこの企画。

大井さんに憑依しきれなくて、引き寄せきれなくて、悔しすぎたので、あえて晒します。どーん。


課題提出の直前、阿部さんからこんなコメントがあった。

こんつめてやる課題ではないと思うのでニコニコ&ニヤニヤしながらトライしてほしいです

ああ、阿部さん、私はいつの間にか正解を探してしまっていたみたいです。悔しいです。。。

その後、みんなの企画が共有されたものの、緊張でなかなか開けなかった。
楽しみ、でも怖い、ぐううう、、、えい、、、、!!!!

そこには、皆の企てが溢れていた。
かっこよくて、羨ましくて、思わず目を逸らしそうになったけど、どのドッキリも見てみたくて、ドキドキ、ワクワク、そわそわして。


当日、大井さんのお話も夢中になって聞いていた。
みんなのドッキリを「くだらないな〜」とクククと笑う大井さん。

「どうなるの?それ大丈夫?想像がつかないけど見てみたい。」
相手にハマりにいきながらも、企てることを楽しまないとね。そうだよね。

才能で勝負するのは難しいから、知識量で負けないようにしていると、大井さんは言った。

会社でもいつの間にか古参になっている私。
わかった気、決めつけてしまっていることが多いのではないかと、まっすぐ向き合えているのか、見て見ぬふりをしていないか。普段の自分に刺さる言葉だった。

人生、一生、勉強だ。
もっとまっすぐ向き合ってみよう。
そして、もっといっぱい失敗してみよう。

次回の企画は、『なんとかしたいの企画』
次こそは、表面をなぞるだけにならないように。

迷走するなら、思いっきり迷走したらいい。

思いっきり楽しんで取り組むぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?