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《新世界通信》6 小山田いじめ問題について(長っげーよ!)②

今回の「小山田圭吾いじめ問題」とは何だったのか。まず経緯を振り返ってみる。

7月14日 オリンピック大会組織委員会が、小山田圭吾を、東京五輪開会式の作曲担当者の一人として発表。その後、小山田が過去に雑誌のインタビューで明かした、学生時代のいじめの告白について、ネット上で批判が続出し、海外メディアにも取り上げられる問題に発展。

7月16日 小山田、自身のホームページに謝罪文掲載。

7月17日 大会組織委員会「行為は断じて許されるものではないが、開会式が迫る中、引き続き準備を進めていただく」のコメント。

7月19日 加藤官房長官「いじめはあってはならず」

7月19日 小山田、開会式の作曲担当者を辞任。

経緯を整理してみると、数日間で事態が急展開していることがわかる。問題となった、いじめ加害を告白した雑誌のインタビューは、「ロッキング・オン・ジャパン」1994年1月号、「クイック・ジャパン」1995年第3号などに掲載された。(内容は ↓ ですが、衝撃的な内容なので、ダメな人は開かないで! https://marublog.biz/oyamada-ijime/ 参照)

これはひどい。この記事を何度読んでも、気持ち悪くなる。当時であっても、学生のいじめの域を超え、暴行事件とされるべきもの。衝撃的だ。

しかし‥‥私は、この記事を読んだ記憶がない。1994年なら、私は「ロッキング・オン」を毎号読んでいた時期だ。その上、フリッパーズ・ギターからCornelius(コーネリアス)の流れをリアルタイムで追いかけ、彼らのインタビューを漁るほどに、はまっていた頃だったのに。

(③に続く)

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