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影響を受けたゲーム④

今回は2000年2月10日にスクウェアから発売された「ベイグラトストーリー」です。

ゲームをやる人の中でも知っている人の方が少ないであろうこのゲーム。
PS時代最期の作品です。(PS2が2000年3月発売ですから)
もうね、絵柄が個人的にドンピシャ過ぎて、所謂ジャケ買いした作品です。

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このスケッチ調の絵柄。そしてゲーム内のキャラのポリゴンによる表現力は今観ても目を見張るものがあります。
一応ジャンルとしてはアクションRPGになるのですが、その中でもパズル要素有り。難解な所も何か所かあります。
また戦闘システムが独特です。今まで見てきたゲームでこのシステムはお目に掛かった事がありません。

装備武器が短剣・ソード・ロングソード・アックス・メイス・スタッフ・ボウガン・素手とあるのですが、それぞれに攻撃できる範囲が違い、敵とどれだけ近付くか、また敵のどこの部位に攻撃するかで命中率やダメージが変わる。武器にも属性の他に、切断系・打撃系・貫通系・呪文系などあり、どういう計算式がなされているのかはやり込んだ時でも謎であった。
それぞれに使い込めば、使い慣れて強化もされていくが、同時に刃毀れ等も起こり、武器は劣化していく(壊れるという事はないのが救い)
しかも武器は刃のパーツと柄(グリップ)部分に解体・組み立てができます。
とにもかくにも「しれっ」と難しいシステムです。

難易度設定はなくエンディングも一つですが、隠し要素があって一回だけでは完走はできない…何度もやり込める作品です。
また装備品(防具含む)の種類は多岐に渡り、同じ形の防具でもそもそも素材が違う(レザー・ウッド・ブロンズ・アイアン・鋼・シルバー・ダマスクス)と全くステータスが変わります。
素材が違う物を組み合わせて作ると突然変異でまた違う素材で出来上がったりします(一応法則はありますが、アルティマニアという最終攻略本を見ないと分からないレベル…いや、読んでも分かりにくい)
もう頭パーンかもしれません。

ストーリーは25年前に起こった大地震によって見捨てられ、忘れられ魔法都市・魔都レアモンデが舞台です。そこに主人公アシュレイ・ライオットが乗り込み、様々な経験をします。政治も絡む人間関係。謎の演出が多く

因みにこれ、ファミ通のプロレビューが4人10点満点の40点満点!
プラチナ殿堂入りした作品です。
初心者には受け入れがたい、今でいうクソゲーと言われるかもしれません。
実際賛否両論激しいゲームでした。

自分も初めてやった時は割と序盤でもう無理となりました。
が、戦略を立てて、色々カスタマイズすると止まらない。
人を選ぶとは思いますが、今やっても面白いです。
興味がある方は是非やってみて下さい。

エンディングが謎過ぎて、一時期続編も囁かれたのですが未だに成されていません。まぁ、もういいかな(笑)この謎のまま終わってこそ良い物もあると思います。

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