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100本ノックが自己形成。その後どこで利用するかが他者構築。

んーまた専門分野に入ってしまったようでなんだか、言葉が怪しいけど、これまた最近の自分の経験。

ボランティアで野外イベントに参加してきた。

「販売スタッフや料理人、料理アシスタント、来場者」の対応なのだが、早速説明しても、対応者が多すぎる。それはさておき。

今日は「普通の人」と「料理人」の差についてすごい感じることがあった。

いつもはHSP,HSP言ってる私も今日は普通の人、魚の捌き方も知らないし、食材の名前も比べたら無知に等しい。高級バターも貰っても使い方がわからないからいらないというタイプ。

とはいえ、他の環境では私は建築資格を持ち、WEBデザイナーとしてちょっとはリテラシーに詳しい人になる。けど、今回のボランティアではもとめられていないので、やはり「ただの人、普通の人なのだ」。むしろ、ど素人のボランティア。

が、今回初イベントだったからか、すごい扱いだった。料理人たちにはあれもこれも知らないの?とか、教えてもらった魚の名前が覚えられないといじられたり、スタッフでしょ?と運営側の告知ミスで終始素手でゴミの仕分け。運営側の頭の足りなさで人手が足りず、料理アシスタントが「私たちも大変なんだからあなたたちもやって」とど素人のボランティアに同等の能力を求める始末。

井の中の蛙というか、サラリーマンを知らない自営業のやる最強の無味文句「私たちも大変なんだからあなたたちもやって」。

人は生きていると「100本ノックが自己形成」で自己肯定感という自信も持つんだけど、いつのまにか自分が今そこの少々の高みにいて、相手はそうではないということを忘れるんだなと、どっひゃーとした(多分、自分の認識してない自分の高みは多い)。親と子でよくあるやつだ。教育失敗。

私もなんとなく曖昧に生きてきた部分でADの元でもある。まずは、
1)相手との違いを認識しないといけない。
(わからないから初対面で根掘り葉掘り聞くのも失礼だと思う日本人は当てを作る。それが偏見ということになるのだが、類似が多いからそんなに問題が表面化しないかわりに、長らくのコミュニティでも互いの情報理解度は低いかもしれないが情報共有度は高いのだろう)

2)自分にできないスキルをすぐ教えるのではなく、相手が自分のできないことを加味して、作業を依頼する。
(これはまわり全員にするのではなく、自分の管轄下の人、親なら子に対してしないといけない。だけど、日常に事前にそうしなさいと言わないとできない人が多い。日々そこにスイッチオンしている人を日本人は品格のある人としている)

3)もしも、相手が「興味」を示したら、教えてあげる。
(興味がないのに、自分の知ってることをペラペラ喋る(私もそうであった)のは、相手に興味があればいいし(私は雑談に利用してるけど、説明が長くなるから、一言二言で相手の反応を待つの練習をしている)、興味がなければ徹底的に教えないでいいのだ。)

話は戻って、ただの素人のボランティアなのに、とんでもない使われ方をされたわけで、「親」というマネージャーがいなくて、12時間トイレ休憩もない耐久レースになっていた。

で、これを今回どう伝えようかなと思っていた。こんなボランティアは2度とごめんだ。しかし、イベントは今後もあるから成功してほしい。

「事前準備」「当日運営」「反省会(マニュアル化)」の3本立てである。

ちなみにこの企画運営は、私側の専売特許である。料理人が食材の知識、技術の宝庫として、私たちは、情報活用の知識、技術の宝庫なのである。

・何事も事前準備で80%が決まる!
(とはいえ、やらないとわからないから、ここでFIXできず成功できなかったことは「反省会」で感想を言い合うではなく、マニュアル化して形にしてしまう。そう思うとイベントも3回目くらいから安定してくる。)

・当日運営はどんな理不尽が起きても、やり抜くのみ!
(もうね、今回の件だけど、実は私はボランティアでWEBも作っていた。内容がすかすかだなと思っていたけど、主催者じゃないから、いっか。と思っていたら、当日、素人のボランティアにまる皺寄せさせられるとは思わなかった。怒りバイバイである。)

・反省会は、各々の所感を述べる場所ではない。次にどう問題点を解消するか、所感から見える問題点を具体策に消化し、共有の意識変化を持つ会!
(これがね、女の子軍団とかが主催だと、「意見交換」を「人格否定」されてるように感じるから進まない。この問題点に当たったら、発達心理学とか別のジャンルで、認識をただしてから、それに慣れる練習も必要だから、いまだ、女性をリーダーにするのが懸念されるんだよね。)

これは別に私個人のただの日記だ。正しいことを書きたいのではなく、私のこの先の「目的」のために私なりに、どう理解したら、ショートカットではないが、いろんな人と関わりながらもうまく回せるか(ここでみんな楽しくまでの提案に余力がまだないが)の仮説論なのだ、私と私の環境とそこに関わる人という私にしかない条件の中で言っているだけだから、全てに当てはまるわけではないけど、全てに当てはなりそうな「構造」に目を向けて書いている。

ということを自分にも言い聞かせて今日はおしまい。


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