「ゆっくりがいいよ」は、詰め込んでから理解するまで時間がかかるから｜４０

最近、頭の中では、「あ、なるほどね」「あ、なるほどね」「あ、なるほどね」とわかったと思った後にまた3回くらいなるほどね、を繰り返してる。1週間単位で。

英語をオーガニックラーニングという視点から学ぼうと「自分で考える」訓練に立ち戻り、海外から帰ってきて日本の変わりようをなるほどねと丁寧に理解するともに、「気づき」→「考える」→「寝かせる」→「わかる」と人が考える工程には時間がかかることを肌身で感じている。

これがわかると人生に焦らなくなってきた。結局、「わからない」から人生は不安なんだ。

一生わからないよりかは、今この歳でも挽回ができるのなら素直にそうしよう、くそ〜あの時に、なんて悔しがる（あーほんと悔しい）けど、そう思い悩む時間は「自分」にもったいないのだ。（わかってもできないけど、とりあえず、わかってみる）

「わかったか？」なんて言葉も人生で死ぬほど聞いたけど、乱暴な言葉だなと振り返り思う。

HSPが世の中にあると知って、頭の中はいつもテレビの砂嵐みたいに絶えず、その砂たちが活動して、自分的には霧がかかっているようで、考えもまとまらず、頭真っ白で行動に移せないと何も考えていないような人に思われているけど、私は疲れっぱなしというのが常だったけど、頭はフル稼働で習いたては人より多く時間が欲しかったんだとよくわかった。

子供の詰め込み式教育って誰が考えたんだろう。今思えば殺意だわ。

社会に出るとまずはやってみよう（というよりやれ）となる上に、実戦では失敗は許されない。教育係がこれくらいもできないの？と匙を投げれば、かなり風当たり厳しくなる。

そのスタイルに慣れるよりも折れない心を身につけた方がその会社では長生きできそうだ。

それに必要な「自己肯定感」か。

逆に言えば、親の癇癪で「自尊心」を傷つけられた子供の傷が「自己肯定感」の無さというのが多そうだ。HSPは倍被害にあいやすい。だけど、HSPの母はもろともせず生きてます。気づいた時から対応すればいいという救済がある。

ちなみに「もろともせず生きてます」部分が母の生きるスキルであり個性だ。恐ろしい社交性を身につけて、人に好かれている。そして不器用に強い。私よりも飲みに誘われるし、今や仕事もそのキャラクターと人間的信頼で成り立っている。相変わらず、いっぱい誘いがくると不機嫌だし、断れない誘いにはぶつぶつ言っている。

親としての相性最悪の母も人間として素晴らしい。相変わらず、やつ当たるのような気分のムラには当てられるけど、その背景はわかりやすい。逆の立場で家族に甘えたらそうやって私も当たり散らすだろうと、もしかしたらのパラレルワールドにいる私は容易に想像できるようになった。

仕方ないよね。（ = その背景わかるもん）

それがわからないときは、

仕方ないよね。（ ≒ 母親だもん）

これはかなりストレスをためて、根に持って生活してた。喧嘩した時は派手だった。

理解の仕方は人それぞれだ。私はそう理解脳を今育てている。気をつけているのは、解決を求めていない、ただ愚痴を言いたい人のとは距離を置いている。いろんな「納得」が人にはあるからこそ、「ゴール＝解決」をそもそも望んでない人と話すのは無意味だなと思う。

解決を望むというか、腹立たしい感情に支配されて「解決する」という思考性にいってない人は1人でその感情と向き合う時間が必要で、その時間を人に聞いてもらってと思う人は、他人の時間を奪う可能性が高い。

「どうすればいい？」という問いも２つある。今イライラしている気持ちをどうすればいい？と話を聞かされるが、それは、自分でなんとかしてくれ。

アドバイスするなら、バランスが鍛えられる運動は、かなり嫌な思いを吹き飛びやすいらしい、脳的に。私は念のためスケートボードを購入している。効果は結構ある。こけやすいので軍手と一緒にどうぞ。

そのあとに、この問題を解決するために「どうすればいい？」がくる。

意外に人間感情に本当に持っていかれやすくて、「自分の気持ちの解決」と「ただの問題の解決」をごちゃ混ぜにして堂々巡りをしている。

その分解をすることが「考える」の第１歩でもあるような気がする。

時間が解決するという表現もあるけど、これは、「ただの問題」が時効を迎えるケースが多そうだ。つまり大したことではなかった。でも、また、すぐ似通ったことは起きるから、トラウマとして残すよりも「自分の気持ちの解決」向き合える方がいいのだろう。

ざっくり「向き合う」って書いっちゃったけど、「考える」ということ。

今日の行動｜結局「考える」が身につくといろいろ解決と楽だ。