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フリーランスの喧嘩マネジメント

 なんだか物騒なタイトルにしてしまいました。

なぜ喧嘩をマネジメントしてみようかと考えるに至ったかというと、最近喧嘩を売る(ことでマウントを取りにかかる)フリーランスと出くわせてしまったからです。

 会社の社員であれば、上司、同僚、部下といった、縦に序列がしっかり決まっているので、感情的な場面でも、たいしたトラブルに至らない場合があるのですが、フリーランスでは上下関係が曖昧なために、案件を争うような場面において、お互いマウントを取りにいって喧嘩になってしまう事があります。まるで子供の喧嘩の様なカッコ悪い状況になることも無きにしも非ずです。

 フリーランスの上下関係の基準としては、経験値、実績、年齢などがありますが、そういった事にとらわれないで仕事をしたいのがフリーランスがフリーランスたる所以だろうという事ですね。

 フリーランス同士で能力が拮抗していて、案件の奪い合いで有利に立とうというマウント取りから、喧嘩になりそうな場合にはどう対応したら良いでしょうか?

 まずこちら側が冷静になり、売られた喧嘩を買わない事は第一ですが、それでは何日経っても腹の虫がおさまらず、全く関係のない家族や恋人に八つ当たりしてしまったりしては言語道断ということになりますね。

 やはり喧嘩は避けられない道になりそうな場合、自分の敵を彼、または彼女に決めると覚悟することが必要になってきます。

 決めたら最後、徹底的にやるしかない、やるかやられるかですね。悲しいけど現実です。でないと自分が敗者として今居る立場から退場するしか道はなくなるかも、という場面においてですね。

 あくまで理不尽なマウント取りの対抗策としてですが、一般的には、相手の言動や行動から粗を探すという方法になります。

一般的な道徳や社会常識から外れた行動や言動、または基本的な仕事内容を責めるという方法です。

「常識から考えて彼のあの言動はないだろう。」

「君のああいう言い方は社会的にどうなのかな。」

「こんな事、基本的のキなんだけどなあ。」
と言った言い方です。

 あくまでこちら側は常識人として振る舞っている言動という立場ですね。

 相手は陰でコソコソこちら側の悪口を言う場面にも遭遇するでしょう。しかし、直接私に面と向かって言ってこない話は、まったく聞いていないのと同じ事だと割り切って無視して構わないと思います。

 この話は、逆の立場から考える事もできます。

相手がそんなの常識だよねとか、当たり前だよとこちらに言う場合には、上辺はどうであれ、内情では相手はこちらを突き落として自分が浮かび上がる機会を伺っていると言えますね。

 喧嘩を売られた場合にはまず冷静になり、怒る代わりに笑ってみせる。

それから1から10を数えて、それでも冷静にならなければまた10数えて、ぼくはそれで300くらいまで数えられます。

あくまでも、よほどの事がない限りは喧嘩マネジメントはやらないほうが無難ですね。




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