大人しい私が接客業をしていて悩んだこと
私は決して明るいキャラではありません。
基本会話で声を張り上げることも荒らげることもなく、リアクションが小さめです。
さて、そんな大人しい人間である私が、あろうことか、長らく接客業をしていました。
その時に感じた大人しい人ならではの接客の悩みと、そこで考えたことについて書いてみたいと思います。
これから接客業に就く、または今接客業をしている大人しい人の参考になると嬉しいです。
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私が接客でまず求められたのは、お客様にやたらバカでかい声で挨拶することでした。
「いらっしゃいませ!!」
「ありがとうございました!!」
これらをとにかく大きな声で元気に言いましょう、と言うのです。
でも、それって本当にお客様全員が喜ぶことなんだろうか?
少なくとも私はそういうどこか押し付けがましい圧の強い挨拶はされて嬉しくありません。
そんなに大きな声で挨拶されたら、びっくりしてしまう。
そんなにこちら目掛けて意識を向けられるとソワソワしてしまう。
挨拶が元気すぎるお店はどうにも居心地が悪いのです。
だから自分がされて嫌なことを接客でしなければならないというのが、とてもストレスでした。
もちろん元気の無い挨拶をしろという訳ではないですが、元気な挨拶だけが全てではない、と思うんです。
そんなに声を張り上げずにおしとやかな挨拶があってもいいし、穏やかにふわっと届くくらいのさり気ない挨拶があってもいい。そこに思いやりの気持ちがこもっていればそれで。
どうか、接客の現場で働く上司や先輩方にはこのことを念頭に置いてもらえたらと切に願います。
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もし挨拶の仕方がお店全体で圧の強い挨拶に統一されているのなら、そういったお店で働くのは大人しい人にとって苦労すると思います。
それぞれに合った接客スタイルを尊重してくれるお店であればいいのですが、
可能であればなるべく事前にお店のスタッフのそれぞれの挨拶の仕方を観察しておいた方がいいですね。
ということで、大人しい人の接客の悩み、挨拶についてでした。
接客業で挨拶は常に欠かせないものだからこそ、どんな挨拶の仕方を推奨されているのか、そのお店で働き始める前に確認できるといいですね。
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