トラウマを乗り越える。

ご無沙汰しております。
休職して早くも1ヶ月半が経とうとしていますね。「何をしてるの？」と聞かれると、何にもしてません。
元気な時にお散歩に出かけたり、病院には定期的に通い、やる気になれば障害者雇用について調べたり、マイナビ見てみたり、転職フェア行ってみたり、あとは何にもしてません。寝て、元気な時に風呂に入って、ご飯を食べて、そんな堕落した生活をしています。

いつぶりか忘れましたが、実家に帰省。いつでも帰れるなと思うと、なかなか帰省しないのよね。（その割に、先日バイクで多治見の祖父母の家には少し遅れたお盆参り行ってきました。偉いでしょう。）

帰省当日、病院に行って終わってから地元の最寄り駅まで行って、そこから車で迎えに来てもらう予定だったんだけど、私が熱中症でダウン。何とか病院で助けてもらって（オーエスワンとか紙袋とか個室用意してくれた病院の人、本当にありがとう。）、家帰って動こうとしたんだけど「歩けん！！！」。いや、ワンチャンバイクなら行けるか…？と思ったんだけど、最悪バイクだと途中で倒れて死ぬよね。洒落にならんなと思って、恐る恐る母に「熱中症でダウン💦お家まで迎えに来てくれたりしないよね…？」と甘えてみた。
絵文字も感嘆符も何もない素っ気のないメールだけど返事が来て、迎えに来てくれるとのこと。やった〜！！

家に着く前に車の中で喋ってて、こないだ某番組でコンビニスイーツやっててあれ美味しそうだよね〜あるかな〜なんて話をして、探しに行って私の分も買ってくれた。家族カウント、当たり前じゃないんだよ。ありがとうね。
家に着いたら、机の上にポテチと菓子パンが2セットずつ。「これあんたの分ね〜」
えっ！？！？　朝パン（水崎家では朝御飯のパンのことを「朝パン」と呼ぶ。）あるの！？！？　しかも、ポテチ私の分まで！？！？
「88円だったんだ〜。安くない？」
安いよ、母。家族カウント、嬉しいよ、母。私は未だに帰ってきた時「ただいま」と言えばいいのか、「お邪魔します」と言えばいいのか、分からない。

私ルールで、実家に帰った時は手土産持っていくか、宿泊費をおさめることになっているんだけど、「今回宿泊費は？」って聞いたら「1,000円でいいよ〜♪」との返答。ホテルみずさき、朝夕食付き5泊で1,000円って破格やん。母の優しさに感動した。

買い物についていった時は、「暑いから！」ってコンビニで飲み物買ってくれた。買い物中は「なんか欲しいものない？」「入れたきゃ入れやぁよ。会計するまで分からんで笑」と母なりの優しさを見せる。
父は父で、私が帰ってきたからとカットケーキを持って帰ってくる。みんなで4等分。家族カウント、嬉しいね。

そして、滞在から4日目。私の身体に異変が。喉の痛み、体のだるさ。熱を測ると37度。
私は大体風邪引いた時は喉から始まるんだけど、流石に今回は実家。私以外はワクチン打ってない家族。怖い。怖すぎる。
でも、「コロナだったらどうしよう〜！パンデミック！やべぇ〜」ってガラガラ声で喚いてんの私だけで、みんな何も気にしてない。
お父ちゃんに「風邪薬ある…？」って聞いたら「ない」って返事と共にロキソニンが出てくる。
お母ちゃんが「酢鶏とエビケチャだと重いよね〜。ご飯、雑炊にする？」って主菜変える気ねぇの笑った。でも「明日はうどんにしよっか〜」って言ってくれんの。優しいの。
お風呂入る前に、私が熱で汗だくになってるの知ってか「そろそろ着替えたいよね〜！なんか着るもん探してくるわ。」っつって、よれよれしわしわのパジャマ持ってくるの。
それが水崎家なんですよ。
他の家庭からしたらさ、「え？家族、病院連れて行ってくれないの？」とか「薬買ってきてくれないの？」とか思うかもしれないけどさ、分かんないよ？それはそうなのかもしれないけどさ。
私はこれでいいの！！！これが嬉しいの！！！
逆に水崎家で「薬買ってきたよ〜」なんて言われようものなら、「お金勿体無いよ〜！」って言いながら鼻水ずるずるすすり泣きだわ。

ちなみにお母ちゃんに「1泊延長で、月曜の日中お家まで送ってくれたりとか…」ってお願いしたら、お父ちゃんの会社の送迎ついでならいいよって言ってもらえた！

甘えられる水崎（29歳）になりました。
もうちょっと、あとちょっと、頑張れたらいいね。