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童謡「おかあさん」にみる主婦業の呪い。

来月で1歳になる我が子。
児童館で踊る「ピーカーブー」にハマっている様子があるので、自宅でもワンワンをみるようになりました。

保育士として現場で働いていたときは勉強だ〜と思ってみていた教育テレビですが、ちゃんとみたのはもう10年振りくらい!
ワンダーランドの女の子ははるきちゃんに変わっていたけど、ワンワンはまだ健在なんですね!!!御年60歳越えとは!!!

「いないいないばぁ」を観ていたら、合間に童謡が流れるんですね。
最近の童謡は「おかあさん」という癒やし系メロディーです。
昔っからある歌で、私もよく娘を抱っこして歌っていたし、自分の母親も歌っていたように思います。

その歌詞がこちら。

【1番】
おかあさん なあに
おかあさんって いいにおい
洗濯していたにおいでしょ
シャボンの泡のにおいでしょ

【2番】
おかあさん なあに
おかあさんって いいにおい
お料理していたにおいでしょ
卵焼きのにおいでしょ

この歌詞を見て、「時代錯誤も甚だしい!!!!」と思ったのは私だけでしょうか、、、?(笑)

現代の働くお母さんからしたら、
洗濯も料理もお母さんの専売特許!のように聞こえるこの歌、呪いでしかない!そう思ってしまいました。。

そう、名付けて
「主婦業の呪い」!!!

洗濯物は洗濯機が乾燥までしてくれる時代。
手軽に美味しい惣菜が手に入り、
代行サービスが手頃な料金で頼める時代。

こんな童謡毎日聞かせていたら、
うちの子は「家事は女がやるものだー!」」という、
主婦業の呪いにかかってしまうではないか・・・。

これは考えすぎかもしれませんが、
こうやって誰かの固定概念が刷り込まれていることって
世の中にたくさんあるのではないかと思うんです。

そして、その固定概念に囚われて苦しめられる。

この話を子育て支援をしている、私より一回り年上の方にお話したら「私達の世代でも似たような話で持ちきりでした」とのこと。

様々な価値観があふれる世界で生きている私達は、
それに触れ、刺激を受け、自分の価値観を明確にしていきます。

それは、時代によって多様に変化していって当然のこと。
そして、個人によって多様であって当然のこと。

というわけで、
我が家でいいにおいがするのは
まぎれもなく、母より父!(大爆笑)

今日からこの歌を聴いたら、
「おとうさん」に替え歌して娘に聞かせようと思います。

世の中の女性が、誰かの固定概念に呪われずに多様に生きることができる時代。。。はよ来い!

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最後まで読んでくださって
ありがとうございました*

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