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DAY2 骨折日記 入院

昨夜、救急病院から帰宅したが、今朝はタクシーで別の大きな病院へ
まずは検査部屋で待たされる
防護服を着た医師と看護師がやって来て、ギプスを鋏で切って足の状態を確認して「腫れていますね」とそのまま伸縮テープで巻き直した

なぜ医師達が防護服を着ているかと言うと、1年以内に外国で手術を受けた人は、謎のVirus検査を受けなければいけないらしく、その検査結果が出るまで、私は動く病原菌扱いのようだ
私は昨年末に日本でアテロームの施術を受けたので、それに該当する
まずは血液検査
そして看護師に長い綿棒を鼻の穴に突っ込まれ、下半身の前と後の穴も擦られた…
でも仮に私が外国(日本)で菌に感染していたとして、この2ヶ月間で何度も外に出ているし、人にも会っているし…もう手遅れでは?意味あるのか?と思うけど、まあ万が一の為に必要な検査なのだろう(何だか納得できないけど)
その後は、血液凝固阻止材(フラグミン静注)の注射をお腹に打たれた

病室が空くまで検査部屋で数時間待たされた後、私はマスクを付けさせられ、二重扉の個室に移動、隔離された
入室する医師や看護師は、常に防護服を着ていた

13:30頃、変な時間に夕食が出された
ん?昼食ではなくて?もう夕食?
ノルウェーの病院食は簡易的で何だか機内食みたい
でもこのサーモンソテーは美味しかった

サーモンと茹でポテトとサラダ

病室で数時間待ち、検査室へ移動、右足のCTスキャンをした
病室に戻って更に数時間待つ
Virus検査結果のこともCTスキャンのことも何も教えてもらえない
さてこの後、私はどうなるのだろう
ずっと待っていても何の連絡もない
外はもう真っ暗、19:00を過ぎていた
夫が今の状況を確認しに行ってくれた
するとどうやら私は今日このまま入院するらしい
えっ、聞いてないよ
入院準備は何もしていないし、病院側はどうしてもっと早く教えてくれなかったのだろう
ノルウェーでは自分から聞かないと本当に何も教えてくれない!

夕食は出ず(昼間のはホントに夕食だったのか)、夫が売店でパスタサラダとヨーグルトを買って来てくれたので、それを食べた
隔離のおかけで個室だったのは救いだったけど、どこからか叫び声や話し声が聞こえて来て、眠れない夜だった

ありがとうございます!