見出し画像

ブリュッセル サン・ミッシェル大聖堂

画像1

サン・ミッシェル サン・ギュドゥーラ大聖堂
St Michael and St Gudula Cathedral, Brussels

旅先で必ず一つは訪れたる大聖堂、教会。

今回は、目を奪われたベルギー、ブリュッセルのサン・ミッシェル大聖堂の"説教檀"をご紹介します。中央駅から程近い立地。大きな大聖堂で存在感バッチリです。ゴシック様式で300年の月日を経て現在に至ります。その名の通り、聖ミカエルさんと聖ギュドゥラさんを讃える大聖堂です。

画像2

吸い込まれそうに伸びるアーチ。彫像達が柱に沿ってしっかりと立ち並んでいます。

画像3

ステンドグラスも美しく‥ステンドグラスは16世紀に造られたそう。繊細に描かれていて色彩もとても綺麗です。厳格さが伝わります。

画像4

そして内部で大きな存在感を放つのがこちらの説教檀

画像5

17世紀に造られたヘンドリック・フラン・ヴェルブルッゲン[Hendrik Frans Verbrugghen]の説教檀です。説教檀とは説教を行う講壇。正にといった、バロック様式。

画像6

天使がサイドを舞って取り囲んでいます。非常にかっこいい。ぐるっとどの角度からみても圧巻です。

画像7

画像8

ベルニーニの影響を受けているのでしょうか。彷彿とさせます。非常に荘厳です。生き生きと伸びる植物もアポロとダフネの彫刻を思い出します。少なからずバロック彫刻としてベルニーニからもインスピレーションは受けていたと考えて良いでしょう。

画像9

画像10

シルエットも美しく、バックのステンドグラスの鮮やかさ美しさも際立ちます。改めてみてもかっこいい‥

画像11

しばらく見惚れていました。このような彫刻があることを知らなかったので、訪れてよかったです。これだけ存在感のある説教檀なので、インパクトが大きかったです。ここから説かれる説法は双方身が引き締まりそう。説く方も聴衆者も。

画像13

ステンドグラス含め非常に荘厳で見応えのある大聖堂でした。差し込んだ光も神々しくて美しい。

画像12

ブリュッセルに行ったら是非立ち寄ってみて下さい。

画像14


この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?