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洋菓子店の名もなきプリン

今日のプリンは、大正13年に創業の洋菓子界屈指の老舗「コロンバン」のプリンです!

コロンバンといえば看板メニューに「原宿はちみつプリン」があり、この名もなき「プリン」はその影に隠れてしまっている現状ですが、とても個性的で美味しいプリンなので紹介します。

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このプリンの特徴は、とろとろでも硬めでもない、"ちょうど"のかたさを保ったカスタードです。

コロンバンの公式ホームページ曰く「素朴で優しい味わい」ですが、「おばあちゃんの手作りプリン」のような優しさをイメージしていると、横からぶん殴られることになるので要注意。

カスタードの原材料は牛乳、卵、砂糖と香料のみというシンプルな構成にも関わらず、後味にはブランデーのような独特の風味と熱っぽさを感じます。(アルコールは不使用)

さらに、プリンの底に潜むのは「ほろ苦」の域を超えた、濃厚なカラメル。わたしがこれまでに食べたプリンの中でも、最上級レベルの苦さを誇ります。

こんな風にけっこう個性的な要素を持ちあわせていますが、それらを調和させておいしいプリンに仕上げるのが、名門コロンバン。

プリンにハマってから気が付いたこと。
何も考えずに食べたら"ただのプリン"だけれど、全力で魅力を感じながら食べると"それぞれのプリン"になって、楽しさと美味しさ倍増です!


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