一般就労でも障がい者就労でもない『福祉的就労』の話
『福祉的就労』って言葉、知ってますか?
恥ずかしながら、つい最近まで知りませんでした。
20年前からキャリアカウンセラーの勉強を始めて、
人材紹介会社や就職課の先生もして、
キャリアコンサルタントの国家資格を持っているというのに。
障がい者の労働に関しては、キャリアカウンセリングの勉強でも、障害者雇用納付金や障がい者枠での採用の話しかなかったように思います。
『福祉的就労』という言葉を知ったキッカケは、知的障がいをもつ次男のために参加した就労座談会でした。
障害児育児をしてなかったら、知ることはなかったかもしれません。
『福祉的就労』って??
だそうです。ほう。
私の周りでは「作業所」と呼ばれる施設で働いているという話をよく聞くのですが、その「作業所(正確には福祉作業所)」で働くことが『福祉的就労』だそうです。
福祉作業所でどんなお仕事してる?
自治体で配られている資料を確認してみました。
・木工製品作り
・布製品作り
・製菓、製パン
・清掃(公園や公共施設など)
・部品などの袋詰め ※企業からの受託作業
・ネジ組立、箱組立 ※企業からの受託作業
・缶リサイクル
・カフェ、食堂
必要な指導量は全く違うだろうけど、
仕事内容は、割といろんな企業でやりそう。
で、月給は2〜3万円。むむ。
企業からの仕事が増えたら月給上がったりしないのかなと思ってみたり。
福祉作業所へ受託作業を依頼している企業障がい者雇用の罰金*が減額できる制度とかあればいいのになと思ってみたり。
障がい者の就労支援、やってみたい。
息子が大人になる頃には改善されてるといいなぁ。
*常用労働者が100人を超える企業が障害者法定雇用率を下回った場合、不足している人数につき月額5万円の納付金を支払わなければいけないという制度
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