見出し画像

就学先は決まったけれど。放課後の過ごし方。

就学先は決まったけれど、学校だけでは15時までには帰ってきてしまうので、私が仕事から帰るまで、こうちゃんのお世話をしてくれる場所を探さなくてはならない。

そんな時、一般的には「学童保育(公営・民営)」となりますが、障害児の場合には「放課後等デイサービス」という選択肢が追加されます。

さて、我が家の場合はどうだったか?結論からいえば、就学先を決めるより大変でした・・・・ということで、記録してみます。

◆学童保育(公営)の場合

私の住む地域では、前年の11月頃に自治体に学童保育利用を申し込み、希望と点数を元に各拠点に割り振られていきます。保護者が保育できない理由(就労・介護・通学など)があれば、児童に障害があってもなくても皆、同じです。

今回申し込む上で一番気になったのは「(持病の関係で外すのは難しい)オムツを着用しているが大丈夫だろうか?」ということ。

質問がある場合には各拠点へということなので、まずは長男が2年前までお世話になっていた児童館に電話で問い合わせてみたところ、

「えー、オムツですか?んー、うちでは難しいですね。そういったところで聞いてもらえますか?」

と。ん?え?と戸惑いつつも、これ以上この担当者と話しても無駄そうなので、これ以上は質問をせずに終了。
ということで、電話切った後で、もう一度自治体のHPを調べましたよ。支援が必要な子どもに関する説明を読み返しても、イヤ、電話口で断られるのはおかしいよな?とわかったので、日を改めてから役所に電話。

「疑問点は各施設にと書いてあったんですけど、問い合わせたらオムツの子は難しいと言われてしまいまして、、、」

とまぁ、しおらしく訴えてみましたよ苦笑。「館長じゃなくて●●さん(元利用者なので知ってる)だったので、ちゃんとご存知ないのかもしれませんが。。」と加えてお伝えしておきました。役所の担当者さんもビックリしながらも、大丈夫ですよと丁寧に説明してくださいました。

申込は通常通りにして、希望する児童館で面談。学童で過ごす上でどんな支援が必要なのかなどを話してきました。その面談内容を元に役所の方が話し合って、利用可能かどうか、どのように支援していくかが決まります。
希望していた児童館は児童が多すぎ&スタッフ増やせないため、学区外となる別の児童館を勧められてそちらでお世話になることになりました。ちなみに、学童保育は通所するための支援はないので、移動支援サービスを利用して学校から児童館まで移動させてもらっています。


◆放課後等デイサービス(放デイ)

まずどんな放デイがあるのかを調べる所から始まりました。基本的には、役所が作成した放デイ一覧表からHPで調べる→見学できるか?空きがあるか?を問合せ→見学するの繰り返しです。

私の場合は、送迎の有無、利用時間(通常時と長期休暇時で異なる)、家や学校からの距離などを比べながら利用できそうな施設を6件ほど問い合わせてみました。が、基本的にはすべてキャンセル待ち。放デイは1日10名までで高校3年生まで利用できるので、なかなか空きが出ないらしい。コロナ禍が原因で見学できなかったり、見学しても雰囲気が子どもに合わないとか施設長の考え方に違和感を感じたりで、利用したいと思う施設は2~3か所ぐらいになりました。

電話で問い合わせ→見学を繰り返していると、仕事でテレアポ→訪問してた頃を思い出す笑。なんせHPから問い合わせてもなかなか返事が来ないから、仕方がない。地道な活動です。

私は10月後半ぐらいから問い合わせていましたが、もっと早くから問い合わせてキャンセル待ちをしたらよかったのかなと少し後悔。今のところ、週1回のみ利用しています。


◆利用開始してから4か月の今

こうちゃんの場合は、学童保育も放デイも嫌がることなく楽しそうに通っています。学童保育では補助の先生がついてくださっていて普通級のお子さんとも遊んでいる(こともある)様子。まるで保育園の時と同じような環境で嬉しい誤算。無理に放デイを探さずにしばらくはお世話になろうと思っています。放デイは同じ学校のお兄さんお姉さんがいることもあり、かわいがられながらも過ごしている様子。※推測っぽい書き方になるのは本人から情報がもらえないので・・大人たちの連携と、本人が嫌がらずに行くからというだけです。はい。

しばらくは今の生活をキープしつつ、学年が上がるタイミングで必要に応じて見直そうかと思っています。まずは楽しそうで何より。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?