40年後も笑顔で暮らせるように。
「我が子が一生暮らせるようにしなければ」
我が子に障害があるとわかった親は少なからず考えることだと思う。
我が家の次男に障害があるとわかった時、「療育」「医療」「支援制度」を一心不乱に調べ続けていた私と違って、夫は「保険の見直しをしてもらった」と言っていた。
なんか泣けてきた。
長男が産まれた時、「この子が独立するまで生き続けたい」って強く思った。そして、次男に障害があるとわかった時、「この子が死ぬまで生き続けたい」と「生き続けたい」の期間が変わった気持ちと、夫の保険の見直しをした心情はすごく似てるんじゃないかと私は思ったから。
そして、夫なりの4人で生きようという覚悟なんだと思っている。だから、次男が生まれて以来、保険・住宅ローン・年金などの家計に関することは夫に任せている。1つの事をとことん追求できる夫の性質と、夫自身が稼いだお金を夫自身が納得するように運用することが、我が家の家計を夫に任せるに適任だと私は思っている。(夫はめんどくさいと思っているかもしれないけれど)
次男が自立できるように環境を整えていくこと、助けてくれる制度や機関を見つけることが私の役目。広くアンテナを張って情報をキャッチアップしていく性質と、エンジニア希望に反して営業に配属されちゃうようなコミュニケーション力でなんとか突き進んでいる。
夫婦の分担作業は、障害をもつ次男だけでなく、私たち夫婦の老後と、長男の将来のためだと信じている。
40年後も家族4人が笑顔で暮らせるように。
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