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「a」と「the」の違い〜以外と知らないこと

英語で当たり前のように使っている「a」と「the」。以外にこの違いを知らないことが多いのです。

参考にさせていただいた記事はこちら⤵

✴冠詞「a」「an」について

「a」「an」は「複数あるなかの1つ」を指します。日本語では「(ある) 1つ、1人の」ですが和訳では省略。

名詞が不特定の物事をあらわす場合に使うので「a」「an」は不定冠詞と言います。

✅「a」「an」を初めてふれる話題に使う

「a」「an」は初めてふれる話題に使います。

例)「I have an idea!(いい考えがあります!)」
などと相手に情報を初めて伝える時、は「a」「an」を用います。

伝える前の段階ではまだ相手は情報を特定できないので不定冠詞「a」「an」を使うのです。

✅「a」が数量を表す定型句で使われる

a little・・・少しの〜

a few・・・少数の〜

a bit of・・・少しの〜

a couple of・・・2、3の〜

a great (good) deal of・・・多量の〜

a handful of・・・少数の〜

a host of・・・多数の〜

a large amount of・・・多量の〜

a large number of・・・多くの〜

a lot (lots) of・・・たくさんの〜

a pile of・・・〜の山

✅冠詞「the」の意味と使い方

話し手と聞き手が共通認識を持っているものに「the」を使う

会話の中で話者と聞き手が共通の認識を持っている物事に関しては「the」が使えます。

文脈なしに「the」を用いる場合、聞き手・読み手との間で解釈可能な特定のものをさします。

名詞が特定の物事をあらわす場合に使うので「the」は定冠詞と言います。

A:What did you do this weekend?(週末何したの?)

B:I went to the party. (パーティーに行ったよ。)

上記の会話でBが「the party」と返答しているので、AとBの間に「ある特定のパーティー」という共通の認識があるということになります。

例えばBの回答が、

B:I went to a party. (パーティーに行ったよ。)

となる場合はAはBが行ったパーティーについては知らず、AとBで共通認識があるわけではないので「a」を使うことになります。

「the」は「世の中に1つしか存在しないもの」を指す

✅「the」は「世の中に1つしか存在しないもの」を指す時に使う定冠詞

the president(大統領)

the white house(ホワイトハウス)

the sun(太陽)

the moon(月)

the left / right(右)

上記のようなものは世界や宇宙の中に1つしか存在しないものには「the」が付きます。

✅「the」は2回目以降の話題

会話の中で最初に話題に出るときは「a/an」を使い、2回目以降は「the」になります。

なぜなら、一度会話に出れば話の内容を「特定」することができ、聞き手と話者の共通認識となるからです。日本語では「その、あの、この、例の」といったニュアンスです。

例えば「I have an idea!(いい考えがあります!)」と初めて持ち出す話題の後、さらにその話題に対して話す時に、

「I have an idea! The idea is...」という形で冠詞を使い分けます。

✅「the + 固有名詞」で、川、海、湾やホテル、博物館、美術館を表す

川、海、湾、砂漠、山脈の固有名詞も世界に1つしかないので「the」が付きます。

✅地図などは「the」の表記を省略することもあります。

the Atlantic Ocean(大西洋)

the Alps(アルプス山脈)

The Amazon River(アマゾン川)

the Sahara Desert(サハラ砂漠)

また、ホテル、劇場、博物館、美術館などの名称も「the」が付くことがあります。

これは世界に1つしかない(価値がある)ことを強調しているためです。

✴まとめ

「a」と「the」の違いについていくつか紹介しました。簡単そうで、あらためて並べてみるとそうだったんだという感想です。 

英語学習もこうやってピンポイントで調べてみると奥深いですよ😀





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