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競馬の何か2

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#競馬

2024牡馬クラシックについてのメモ

混戦模様とされていましたが、前哨戦での序列は本番でもほとんど変わってなかったことをどう捉えるか?は重要になってくる気がします。

まずは前哨戦の着順。皐月賞に出てきてる馬のみを挙げています。
ホープフルS
レガレイラ>シンエンペラー>ミスタージーティー>シリウスコルト

共同通信杯
ジャスティンミラノ>ジャンタルマンタル>エコロヴァルツ>ミスタージーティー

きさらぎ賞
ビザンチンドリーム>ウォー

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2021スプリンターズS

軽く展開予想からしてみると、行って強いタイプの実績馬であるレシステンシア、モズスーパーフレアが外枠に入って、内目に入った逃げ馬のビアンフェ相手に先手を取るために脚を使うであろうこと、ここしばらく途中から暴走しかしていないメイケイエールがまた同じようなことをすると前提すると、先行勢には厳しい展開になりそうです。
それを前提とした取捨選択をしようと思います。

一叩き入れるより休み明けの方が強いと気付

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2021宝塚記念

いつもはレースの馬番順ですが、まだ枠順が出ていないので50音順になります。
これまでと同じ事を書きますが、あくまで現状の考えなので、コースの状態とか、後で思い直す事があれば、レース時点でここで書いた事と変わっていることもあります。

アドマイヤアルバ
重賞でも足りてないのに流石にここでは力不足感。

アリストテレス
戦績だけで見ると阪神ダメな馬?
そうでなくても古馬戦でそこまで力あるところを見せて

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2021日本ダービー

全頭レビューやるます。
フルゲート割れで何やら言われてはいますが、全頭レビューする立場になると、書く対象が減るから記事にする分にはちょっとだけ楽だよな?と思ったり思わなかったり。
それはどうでもいいとして、注意書きとしては、あくまでこの時点でのレビューという点。後で何か思い直したりしたら、馬券を買う段階でいくらでも変わってると思います。

1枠1番 エフフォーリア
夢と栄光のダービー1枠1番。ここ

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2021天皇賞(春)

全頭レビューのお時間

1枠1番 ワールドプレミア
戦績、血統的には距離も馬場が悪化しても悪影響は無さそう。
G1でも大負けしていないところはこのメンバーでは上位だし、前走の差は斤量差。
これがロスの少ない最内枠なら買わない理由が無い。
馬主の炎上など(ここでは触れません)で人気が落ちてるならむしろ買い。

1枠2番 アリストテレス
前走の大敗は恐らく馬場ではなく折り合い。
G1に向けては賞金を持

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古馬中長距離戦線

王道路線とも言われるこの路線で、傑出した成績、もとい完全制覇に近づいた馬を見ていきましょう。
対象は天皇賞か勝ち抜け制度では無くなってからの期間とします。

シンボリルドルフ(1985年)
春天:1 宝塚記念:不出走 秋天:2 ジャパンC:1 有馬記念:1
宝塚記念は故障、そのせいで当時はあまり無かった休み明けでの天皇賞で2着。それ以外は勝ち切ってる辺りは流石の三冠馬。相手関係的には宝塚記念頃の頓

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2021皐月賞

またも全頭レビュー。あくまで現時点での情報と印象なので、馬券買う際には少し考え変わってることもあります。

1枠1番 アドマイヤハダル
ルメールは魅力的だけど、3番人気と言われるとそれほどか?とは思う。若葉Sの勝ち方は非常に良かった。
開催最終週と雨っぽいので内荒れてくるだろうから、最内枠はどうか。
ロードカナロア産駒って間隔空いてる方が走る印象。その辺も微妙。

1枠2番 ルーパステソーロ
色々

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魔の桜花賞ペース

その昔、タイトルの通り、“魔の桜花賞ペース"と呼ばれるものが存在していました。
今とは違って、
・ダート馬やマイルでも長いような短距離馬が当たり前のように出走してきて、出足の速さを見せていた(今も短距離馬は出てきはしますが)
・阪神競馬場の改修前は、芝1600mのスタートとなる2コーナーのポケットから周回コースへの入りが急で、好位置を取るためにはスタートダッシュの速さが要求された
主にこの2点によ

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2021桜花賞

久々に全馬レビューでもやってみましょうか

1枠1番 ストライプ
あまり奮わない路線ではあるものの、3歳になってから牡馬相手にオープンで勝てるのは立派。
東京での脚はあまり信用できないけど、しっかり切れは見せている。
晩成長距離系のルーラーシップに母も中距離で走ってた馬だし、距離延長は問題無さそう。むしろ1400使ってた事の方が疑問。
関東馬の初遠征だし、関西の田辺はかなり信用薄いものの、馬だけ見

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ディープインパクトの産駒傾向

当馬が死去した今何を今更……とは思わなくも無いですが、競馬はブラッドスポーツ、数を増しているディープインパクト産駒の種牡馬に対しても遺伝して似たような傾向は出るかもしれないと考えると、案外今更なお話でもないのかもしれません。
という、みんなが薄々思っているであろう事を自分の言葉と解釈で説明してみるいつものコーナーです。

ディープインパクト産駒はノーザンファーム生産、育成が多く、傾向として現れてい

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海外遠征への適性

ツイッターでちょろっと書いたことをまとめて記事にする的なやつ

海外遠征が当たり前になった昨今、遠征でも走る馬や走らない馬、日本より走ってんじゃないのかと思うような馬など様々ですが、それがどこで勝負を分けているのかを考えてみましょう。

よく言われるのが馬場の適性です。日本のコースのよく整えられた高速馬場と、海外(特に欧州)の水分が多かったり芝ボーボーで力が要り時計のかかるコースでは求められる適性

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名牝と東京競馬場

こないだ世紀の一戦と言われたジャパンCがありましたが……まあ東京のアーモンドアイは強かったですね。

というところでこの記事でしたい話に移ります(導入下手)。
もうそろそろみんな東京で牝馬がG1さらっていくの見飽きてません?
2002年の改修後、東京コースは明らかに牝馬が強くなっています。牝馬の育成技術の向上と重なってるとか色々可能性はありますが、改修と無関係では無いと思います。
東京競馬場は、

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2020ジャパンC 外国馬考察

とは言っても一頭なんですが。

ウェイトゥパリスについて、どう扱うべきか考えてみましょうか。
1.日本馬との力関係
当馬は日本馬との対戦は
2019フォワ賞でウェイトゥパリス2着キセキ3着
2020凱旋門賞でディアドラ8着ウェイトィパリス9着
ぐらいしかありませんでした。
ざっくりとですが、
・ホームでキセキに先着できる程度には力はある
・その後G1を勝ってるように年食っても力が落ちてるということ

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逃げ馬と逃げる馬の違い

みんなが思っていることを自分の言葉にしてみるのコーナー
まあおさらいということで一つ

逃げ馬と逃げる馬、同一項であるようで実は似て非なる存在とも言えます。
逃げ馬とは何かを定義するとしたら、逃げ戦法(脚質を最初に4つ(逃げ・先行・差し・追い込み)に分類したのはダビスタという話もありますね。関係ないですが)を得意とする馬になるのでしょうか。
それに対して、逃げる馬というのは、そのレースにおいて逃げ

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