1ページ目 『シオーモの小径』にチェロを持った人が、ぞくぞくと集まって来た。 🌏🌏🌏🌏 2ページ目 にぎやかな港にアナウンスが流れた。 「今日は、『シオーモの小…
1ページ目 『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、荷物を取りに行き、下船の準備をはじめた。「さ〜飛ぶよ。準備はいいかい?」と、カモメが言った。 蜂すずめは、よだかの背…
1ページ目 今日は、仕事がお休み。 島へ行くことができる^_^ 『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、はじめて冬を越すオリーブのために『ぽかぽかシート』を用意していた。 た…
1ページ目 夜⭐️ 『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、『ふた昔前の店』という名前の店に行った。 時々、行っては、この店のカウンターの中に入って、店主と一緒に歌を歌っ…
1ページ目 『明日、島に行きます。 9時30分発の船で行きます。 オリーブ畑を見て見たい人は集まれ〜。 島にお店はありません。 お弁当忘れずに❗️』と、ブログに書いた…
1ページ目 6月、45本になった。 7月、50本になった。 9月、52本になった。 10月・・・ 島のオリーブたちのはじめての冬。 実験用のオリーブを地植えした。 で…
1ページ目 今日も島に行った『オリーブの木の苗を運ぶ人』 休みの時は、できるだけ島に行った。 それは、オリーブ畑を作る前からしていたことだった。 陸が海になった日…
1ページ目 船着場の民宿の屋根にカモメは降りたった。 すると・・・ そこへ、たくさんのスズメが集まってきた。 「久しぶりだね」 「君がここにいるってことは、島の『心…
1ページ目 「私の体には、今まで一度もオリーブの木が植えられたことはなかった。 しかし、きのう、2本、私の体にオリーブの木の苗が植えられたのだ。 カモメよ、しばら…
ひかり
2022年11月17日 18:15
1ページ目『シオーモの小径』にチェロを持った人が、ぞくぞくと集まって来た。🌏🌏🌏🌏2ページ目にぎやかな港にアナウンスが流れた。「今日は、『シオーモの小径』にお集まりいただきありがとうございます。これから『シオーモの小径で全体乾杯』を開催します。お配りしたパンフレットの2ページ目をご覧ください。『朗読 雨ニモマケズ』これから、5分ほどチェロの演奏があります。思
2021年7月7日 20:16
1ページ目『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、荷物を取りに行き、下船の準備をはじめた。「さ〜飛ぶよ。準備はいいかい?」と、カモメが言った。蜂すずめは、よだかの背中の羽の中に、しっかりともぐり込んだ。「だいじょうぶ?」「うん。だいじょうぶだよ、よだか兄さん。よろしくね」と、蜂すずめは言った。カモメは、船着場の民宿の屋根に視線を合わせた。☀️☀️☀️☀️2ページ目船は、海水に、
2021年3月16日 09:02
1ページ目今日は、仕事がお休み。島へ行くことができる^_^『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、はじめて冬を越すオリーブのために『ぽかぽかシート』を用意していた。たくさんの『ぽかぽかシート』を大きな大きな袋に入れた。「さ〜行くべ〜・・・んん?」なんとなく庭に出てみると・・・。鳥が1羽。目が合った。🌳🌳🌳🌳2ページ目『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、部屋に戻った。そ
2021年1月5日 18:28
1ページ目夜⭐️『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、『ふた昔前の店』という名前の店に行った。時々、行っては、この店のカウンターの中に入って、店主と一緒に歌を歌った。屋根裏部屋のような小さな細長い店。過去を流すTVがあった。🌲🌲🌲🌲2ページ目『満ちたものしか降りれない屋根』に、こんばんも、『D社の乗り物』がやって来た。ガイドのフランチェスコさんが、宮沢賢治さんと『星めぐ
2020年11月15日 23:40
1ページ目『明日、島に行きます。9時30分発の船で行きます。オリーブ畑を見て見たい人は集まれ〜。島にお店はありません。お弁当忘れずに❗️』と、ブログに書いた。そして、『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、庭に出て、月や星、惑星を見て楽しんだ。すると、夜空の奥の方で、キラッと『D』が見えた。「お〜また現れたな〜。おいで、おいで〜〜」と言うと、もう、庭に透明な四角い箱の乗り物が着陸していた
2020年10月25日 13:09
1ページ目6月、45本になった。7月、50本になった。9月、52本になった。10月・・・島のオリーブたちのはじめての冬。実験用のオリーブを地植えした。できるだけ、できるだけ、島のオリーブと同じ環境にしたかった。水は、雨だけ。だから、雨がうれしかった。ほどほどの雨がうれしかった。🌿🌿🌿🌿2ページ目『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、夢をみていた。外は雷雨。で
2020年10月6日 17:48
1ページ目今日も島に行った『オリーブの木の苗を運ぶ人』休みの時は、できるだけ島に行った。それは、オリーブ畑を作る前からしていたことだった。陸が海になった日から・・・島や浜、村や町を見に行っていた。なぜか・・・むしょうに・・・そうしたかった。『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、ガーデンチェアに座りテーブルにお地蔵さまを置き実験用のオリーブを見つめていた。お地蔵さまの隣には、2匹の猫が座
2020年9月29日 09:59
1ページ目船着場の民宿の屋根にカモメは降りたった。すると・・・そこへ、たくさんのスズメが集まってきた。「久しぶりだね」「君がここにいるってことは、島の『心』に頼まれた人を見つけたんだね」「島はオリーブの話しで、もちきりだよー」「ねーねー『渡り鳥』やめちゃったの?」民宿の屋根は、たいへんにぎやか❗️^_^潮風がやってきて、そっとカモメの羽をなでた。「おかえり」🌱🌱🌱
2020年9月28日 20:37
1ページ目「私の体には、今まで一度もオリーブの木が植えられたことはなかった。しかし、きのう、2本、私の体にオリーブの木の苗が植えられたのだ。カモメよ、しばらく様子を見てきてくれないか?」「いいですよ。ここに来るには、船に乗らないと来れません。どんな人間が植えたのか見てきますよ」カモメは、この島の『心』に言った。*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚