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#6『ラ・ラ・ランド』

こんばんわ!荒牧です!


先日7月18日はわたしの誕生日でして、有難いことにみなさんにお祝いの言葉をいただいたりしました、みなさまありがとうございました!

いつもありがとうございます!読んでくださってありがとうございます!これからもよろしくお願い致します!

33歳になりました、いい大人です。私のやれることを考えながら楽しく誠実に前向きに生きていきたいです。


そんな誕生日の配信日だったので、お題映画は大好きな映画にしちゃいました!
実はライブ配信内でこの映画については何度か話してるから、もういいよと思う方もいたでしょう笑、そして好きが故にマニアックな部分の抽出になったし、全然詳しくお話ししてないし、見てください!大好き!しか言ってないけど笑、どうぞお付き合いください🙇‍♀️

#try_of_girl #土曜は映画の日

【この企画について】

ではいってみよー!

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2020年7月18日土曜日
ライブ配信アプリPocochaより配信
『ラ・ラ・ランド』について
20分11秒から映画レビュー
(ポコチャ内アーカイブより)

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2016年に公開されたアメリカのミュージカル映画。俳優志望とピアニストの恋愛を描いた映画で、脚本・監督は『セッション』のデミアン・チャゼルさん、主演はライアン・ゴズリングさんとエマ・ストーンさんが務めた。
第74回ゴールデングローブ賞、第70回英国アカデミー賞で多くの賞を受賞し、第89回アカデミー賞では『タイタニック』(1997年)、『イヴの総て』(1950年)に並ぶ史上最多14ノミネートを受け、監督賞、主演女優賞、撮影賞、作曲賞 、歌曲賞(City Of Stars)、美術賞の6部門を受賞した。この年のアカデミー賞取ってほしいと思ったけど、この年は『ムーンライト』が作品賞でしたね。


あらすじ

女優志望のエマとジャズピアニストのセブの恋愛のお話、この2人が出会ってお互い夢を追いながら、いろんなことを経験しながら2人で歩んでいく、果たしてこの2人はどんな未来を選ぶのか…というざっくりはこんなお話ですね。


苦しみながらも僕は頂きを目指す

私はこの映画ほんとに大好きで!何回も観てるし、今年の誕生日はBlu-rayのセット頂いて(やっとこさ手元に!)特典を観て更に好きになったんですけど、ほんとチャゼル監督のことが好きなんだけど。
まず最初に『another day of sun』という曲で始まるんですが。高速道路の上ですごい人数のダンサーが歌って踊って、LAの街のこと、自分たちの夢のこと、今の現状のことを歌うんだけど、THEミュージカル!なシーンから始まるのね。それだけであぁ!最高!!って拍手したくなる!1番最初に映画館で観た時も小さく拍手したくらいなんですけど。これの何が良いか。まず私はミュージカルが大好きだからとてもミュージカルを感じて感動したんだけど、歌詞や曲や振りに「夢に対してつまずきながらも、苦しみながらも、それでも僕は頂を目指す」という気持ちが全てに込められている。素晴らしいのよ。売れない音楽家とか役者とか辛いことが沢山あって、でも布団に入って起きればまた新たな日だっていう意味なんだけど、歌詞の中にも曲にも振りにも、挫折が入ってる。ハッピーだけじゃないってことがちゃんと入ってる。だから1曲目で泣いちゃう。

んでこれ、実際の高速道路を通行止めにして貸し切ってやったんですねリアルなLAの街の中で、相当大変な撮影だったらしいんですが。
このシーンは低予算でも絶対入れるって決めてた、というのも最初の5分で製作の意図を知らしめる必要があると。「これはこういうミュージカルです、合わない人は席を立ってくれ」っていう「大音量の警告なんだ」って言ってたけどね、超かっこいいよねこの言い方!

リスナー[努力は必ず報われる]

そうそうこの映画のいいところはそういうとこで、この映画を作る過程にしても(『ララランド』を製作するために『セッション』を作った)監督自身にしても、壮大な夢に向かっていくことはものすごく大変なことだと分かっていて、それでも「しぶとく一途に無理だと思われることでも道は開ける、できると言い聞かせた」「だって高速道路封鎖なんてイカれてることだから」分かってても動き続けたということなんですよね。説得力がね。実際にやり遂げてる人だから作品にくっ付いてるよな、と思って。そこが大好きなんですよね。まずね。


現実と夢のバランス

それで監督は現実と夢のバランスにこだわったみたいで、私自身売れない役者でミアみたいなこと沢山経験してるからよくわかるんだけど、バイトをしながらオーディションの日々とかね、それでエマさんが上手なのがオーディションを受けるシーンがあるんだけど、その芝居の下手な感じが上手なの(笑)この子落ちそうだなみたいなお芝居を絶妙にやってるの(笑)この人コメディエンヌだなぁと思って。で、これ要はあるある芝居なんだけど、それを日本の芸人さんたちがモノマネとかネタでやってるじゃない?そんな感じ。あるあるが出来るのは上手な人の証拠ですよねぇ。そういう現実的な面と。
一方でファンタジー部分もあって。セブとグリフィス天文台に行くんだけど、LAのデートスポットと言われる場所。あ、これ脇の話になるけど、チャゼル監督は昔のミュージカル・映画にリスペクトのある人でだからグリフィス天文台に行くシーンもオマージュしてるんですね、そのセンスも最高。その天文台に行って恋に落ちた瞬間に天に昇ってワルツを踊るんですけど、それを否定的に言う人もいるらしいんですが、とてもミュージカル的な表現だなと思うし、恋に落ちて天に昇るような気持ちになることあるでしょ?ない?

リスナー[ない][わかんない][忘れた]

え、ない?!(笑)あるよ、私はある(笑)ま、そういうファンタジーもありながら、スピーカーから彼との思い出の曲が流れてきて、違う人といるのに、世界がその曲以外無音になってそれしか聞こえない(彼のこと思って胸がいっぱいになるということ)みたいな現象って私はとてもリアルだなと思うの。高揚感の表現がファンタジーだしリアル、それがいいなと思うところです。 
(このバランスとはつまり、起きてる出来事のリアリティとミュージカル的要素のファンタジーの部分ということですね)


エマのお芝居

ミアとセブは仲良くラブラブな日々を過ごすのですが、セブはお金のために自分の好みじゃない音楽でお金を稼ごうとします。そのバンドのライブをミアが観に行くんだけど、まずそのお金のためのバンドの表現が超上手(笑)なんて言うんだろう、なんか微妙に嫌な感じがするの(笑)歌も上手いしダンスも上手いし曲もいいんだけど、なんか嫌(笑)撮り方なのかなぁ?それで、それを観に行ったミア、ストーンさんの「いいねいいね頑張れ頑張れ」っていう応援する表情の中に、なんかちょっと嫌なんだけどって周りに圧倒されている顔、微妙な表現、嫌味のない感じで嫌な顔ってのが好きなんです私は。


オーディションのシーン各部署天才

それと、エマ・ストーンを語る上で私がいっちばん好きなシーンが。2人は一緒にそれぞれの夢に向かって歩いていくんだけど、セブはお金のための音楽をやっている、ミアはミアで自分の才能の無さに嫌気がさして実家に戻る、2人すれ違いが生まれるんですね。その時にセブの電話に「ミアさんですか?」ってキャスティングの人から電話がかかってくる、映画のオーディションだから来てねって。でもミアは田舎に帰っちゃってる。

リスナー[チャンスじゃん]

そうチャンスが来たの!だからセブはミアを迎えに行くの。これまた脇の話なんだけど、チャゼルさんの技なんだと思うんですけど、対比というか伏線の張り方が上手いんだよねぇ、内緒にしときたいから伏せますが、クラクションと図書館というワードだけ覚えておいて。この迎えにくる時大好きなんだけど。

んで「お前は天才だ」って説得してくれるんですね、で、結果オーディション行くんだけど、さっきも話したけど何回もオーディションのシーンがあるのねこれまでに、それで下手な芝居して落とされるんです、んでズタボロになって諦めて…それで最後のチャンスだなって思って出かけるその服装!!これ天才!!今までは着飾ってたけどありのままの私で行こうっていうスタイル。それからオーディションの受け方も違うし。その中で『オーディション』という曲を歌うんだけど、これ毎回泣いちゃうんだけど、これ作詞家も天才!!歌詞が天才!!是非見てほしいから言わない(笑)


2人の関係性

それでこの2人が私達これからどうする?って本当にラフなところで話すんだけどこのシーンもいいんだけど、「永遠に愛してるわ」ってエマがセブに言うの。一方何があっても「お前は天才だ」って言ってくれる相手にエマも出会えている。お互いとても幸せだなって思うの。そしてこの2人の関係だからこの映画なんだなって。


winterパートについて

そしてこのあとはその5年後を描くんですけど。さてこの2人はどうなったか、ってのは言わないけど、またこのパートの描き方のね、センスがいい!!説明的じゃない、セリフでも言わないけど、ガンガン映像で伝えていく、なんちゃらない感じで進んでいく、この展開の仕方がすごい。そして最後の2人のミュージカル的なシーンがあるんですが、もうこれは私は何度酒を飲みながら泣きながら観たことか!!毎回大号泣
(笑)これは私の話だなって思うから好きだし
見るたびに発見もあり、引っかかるところも違くて大好きです!とにかく観てください
ってことですね!何度も話してるからもう聞いたよと思う人もいたと思うけど(笑)聞いてくれてありがとうございました!!


次回

7月25日(土曜日)
21時ごろ?かな?

『グリーンブック』
やっとこさやるよ!
よろしくお願いします!


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