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真冬の引っ越し

窓から冬の弱い光が差し込んでいる

太陽も雲に覆われてぼんやりと見える

眠くなる

部屋に入り込む橙色の柔らかな日差し

仕事をする気を削いでしまう

半年ぶりに今書いている

何という年だったのだろう

わたしは人生で初めて消えたいと思った

それも何回も

精神が完璧に参っていたし

身体も痛みを抱えながらよく動いてくれていた

引っ越しが無事に終わった事は

奇跡に近かった

到底、越えられないだろうと思った

大きな山を越えなければ

生きていられない状態だった

崖っぷちに何ヶ月も立たされて

震えながらも何とか落ちないで踏ん張った半年。

起こった出来事もドラマチックで

ああ、物事が進むためにこれが起きたんだと

振り返れば腑に落ちる出来事がたくさんあった。

先週の月曜日、

1番の山越えをして

やっとこの時間にわたしは居る。

いつものちょっと型が崩れたけど

暖かく柔らかなソファに座って

高い窓から差し込む冬の太陽の光に照らされて。


一つ一つ書いたら思い出してぞっとするから

過酷な旅が終わって居心地の良い宿に辿り着いた

旅人の様に今を感謝して休もう

まだまだやる事はあるけれど

ここがわたしの暮らす家。

まだ1週間経っていないのに

まるで長く住んだ家の様に思う。

環境値なるものがあって

それがプラスに触れたりマイナスに触れたり

その人にちょうど良い環境地に居れば

健康で居られるそう。

新しい家が私達に丁度良い環境値だといいな。

外は寒くて出られないから

数箱だけダンボールを片そう。

それとも床にモップをかけようか

真っ暗な夜が来る前に




お気持ちありがとうございます♡