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漫画考察レビュー:マーダーならぬ、いわば”スーサイド”ミステリー。少し変わった機軸で展開される珠玉の小説原作漫画『冷たい校舎の時は止まる』
音楽でもサッカーでもない新川直司先生作品。 「一年の計は元旦にあり」と多くの方が唱えるだろう年始めの1月1日から、早いものでもう4ヶ月が経過しました。2021年も残すところおよそ66%と考えるに、ゲームの攻撃命中率だと「結構少ないな…?」と思ってしまうほどの数字で驚きます。 一方で、学校や会社など、日本では4月を「始まり」に位置付けるものも多いです。1月も4月も、それぞれが始まりと制定されたのは明治時代からですので、普段当たり前に享受している月のイベント性は歴史としては比
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記事をすべて見る すべて見る漫画考察レビュー:神ゲー『MOTHER』への愛に満ち溢れたトリビュート漫画『Pollyanna』のタイトル自体が愛そのものだった
「目覚まし時計のベル」は、人類に嫌われている発明のひとつではないでしょうか。 時間通りに起こしてくれることはありがたくも、心地よい睡眠を切り裂き、無意識から有意識へと人間を引き戻す存在はただでさえ腹立たしいのに、昔の目覚まし時計は「ジリリ」と騒がしく鳴るため尚更業腹だったはずです。 その苛立ちを抑えようとしたからか、次第に目覚ましはドラえもんやクレヨンしんちゃん等の愛されキャラクターによる「起きずば遅刻たらん」という忠告へ進化し、現在はスマートフォンで自ら好きな曲を設定し