【2023年総括】今年もがんばってゲームをプレイしたのでその記録をご照覧いただきたい ~ゲームのスクショ&感想を添えて~
さいしょに
記事を開いていただきありがとうございます。東京府中のゲームイラスト制作会社ミリアッシュ代表の竹谷彰人と申します。
ゲームのグラフィック関連を制作する会社の代表を務める者の教養ならびに心構えとして、また個人の趣味嗜好として、墓標に「ヘビーゲーマー」と彫ってもらうべく日々ゲームをプレイしています。
この記事では、公私に渡ってゲームのことばかりを考えている私が、今年プレイしたタイトルにつき薄くコメントを付記しながら紹介していきます。
得られるものは特にないかと思いますが、ゲーム業界にはこういう社長もいるという事実がひょっとしたらだれかの役に立つかもしれないと、いやそういうのは建前で、ただ自分のゲームプレイの記録をシェアしたいのと、「こんなにプレイしてすごいね」と褒めていただきたくて書きました。よろしければお付き合いください。
『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』(PS5)
クレイトスという筋骨隆々なスパルタの戦士が、神々と対峙していくシリーズの最新作です。華麗すぎるグラフィックもさることながら、父と子に焦点を当てたシナリオも卓越でした。
『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION』(PS5)
かつて『PlayStation Portable』という携帯ゲーム機で発売された名作のリメイクです。世界的大人気キャラクターである『ファイナルファンタジーVII』のクラウド、その戦友「ザックス」が主人公の物語です。最後は泣きます。ただのリマスター(現代のメディアサイズに合わせたもの)でなく、キャラクターや背景が綺麗に再構築されているのが嬉しかったです。
『ファイアーエムブレム エンゲージ』(Switch)
1990年に発売された『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』から30年以上続いてきた名シミュレーションRPGシリーズの最新作で、今回は過去作品の主人公格が登場するお祭りでした。
『シアトリズム ファイナルバーライン』(PS4)
屈指のRPGシリーズ「ファイナルファンタジー」の音楽を心ゆくまで堪能できるリズムゲームです。毎日FFを含めさまざまなタイトルのゲームミュージックを聴くような私にとって好きしかない一作。
『ホグワーツ・レガシー』(PS5)
小説・映画ともに知名度を誇るハリー・ポッターの世界を遊べるゲーム。ハリーよりも前(曽祖父母くらい)の時代が舞台となり、いまのホグワーツへと続く物語が紡がれます。闇の魔術である許されざる呪文もゲームでは許され放題の使い放題で、悪い魔法使いを華麗な魔術コンボでビシバシ懲らしめられるのが楽しい。
『タクティクスオウガ リボーン』(PS5)
1995年に神器『スーパーファミコン』用に販売されたシミュレーションRPGのリメイクです。中世ファンタジーにおける各国の正義と戦争を描いた物語は当時まったく理解できない難解さでしたが、ようやく事と言葉の重さが頭に刺さるようになりました。
『Wo Long: Fallen Dynasty』(PS5)
『ELDEN RING』等に代表される「死にゲー」を三国志に持ち込んだアクションRPGです。三国志好きとして避けては通れませんでした。「真・三國無双」シリーズは何度か遊ばせてもらっていますが、ここまでダークな三国志は初めてで、新鮮なゲーム体験でした。
『DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT』(PS5)
コジマプロダクション社が世に送る「運送」をテーマにした異色の名作。発売から時間が経ってからのプレイでお恥ずかしい限りですが、ビジネス的に必要になるかもしれない可能性あって最後まで遊ばせていただきました。世界観、ストーリー、ゲーム性そのすべてが唯一無二です。
『戦場のフーガ2』(PS5)
『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』や『NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ』等『週刊少年ジャンプ』の漫画のゲーム開発を手掛けるサイバーコネクトツー社が、オリジナルIPとして制作したRPGです。前作から進化した戦略性、続きの気になるシナリオにクリアまで止まりませんでした。
『STREET FIGHTER 6』(PS5)
格闘ゲームの金字塔シリーズ最新作です。3つのゲームが1つになったようなリッチさで、ワールドツアーモードは道行く人々と挨拶がてらにストリートファイトができる素敵な仕様。なお、私は対戦が怖くてひたすらひとりで遊んでいました。
『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』
深夜にオープンするカフェが舞台のゲームです。ファンタジーの世界で吸血鬼や人狼、エルフと多種族だらけなのですが、だからこそ「多様性とはなにか」を考えさせられる秀逸なエピソードが満載。話が逸れますが、福岡博多には深夜1時まで営業しているマヌコーヒーというカフェがあり、まさにコーヒートークのような場所だなあと思って出張時は必ず通っています。
『FINAL FANTASY XVI』
待望のFFシリーズ最新作です。最高峰のグラフィックで描かれる召喚獣バトルは大迫力でひたすらに楽しい。過去作に比べて暴力的・アダルトな表現が多く、大人向けのゲームでした。普段ゲームをしない鍼灸師の知人がこのためにPS5を購入してプレイしたと聞き、FFの持つ力って本当にスゴいなと思います。
『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』
アニメ化もしている「うたわれるもの」シリーズの最新作です。徹頭徹尾和風テイストなRPGで、西洋よりのファンタジーに少し疲れた方にこそやってほしいゲーム。物語も少年漫画ライクなド王道で、次作が待ち遠しいです。
『超探偵事件簿 レインコード』(Switch)
「ダンガンロンパ」シリーズの制作陣が手掛ける、新しいかたちの推理アクションゲーム。純粋に推理を楽しめるゲームが少なくなっている昨今、ネオンで近未来で混沌とした雨天の街中を駆け回って世界の謎を解けることのなんと嬉しいことか。そして後半明かされる世界の謎もとんでもないです。「ダンガンロンパ」も超独特でしたが、こちらも超独特のゲーム性。
『Starfield』(Xbox)
米国のゲームメーカーであるベセスダ・ソフトワークスのRPG最新作。星間をどこまでも巡れる超大作です。「The Elder Scrolls」や「Fallout」シリーズを始め、世界中に狂信的なファンが多く、なにを隠そう私もその一味です。Xbox限定の発売だったので、この日のためにすべて買い揃えました。
『A Plague Tale: Requiem』(PS5)
中世の黒死病をモチーフとしたファンタジーステルスアクション。ネズミが死をもたらす世界で、その裏に隠された力を巡った姉弟の逃避行が描かれます。かなりグロテスクな描写も多く、ホラーと言っても差し支えないレベルのゲームです。
『BIOHAZARD RE:4』(PS5)
PS2時代の屈指の名作で、実況プレイ動画の黎明期だった当時から現在に至るまでずっと人気の強い『バイオハザード4』のリメイク作品です。「バイオハザード」シリーズは4からプレイ性が刷新され、その神がかった面白さゆえ名作として語り継がれているのですが、そのリメイクも名作でした。
『アサシン クリード ミラージュ』(PS5)
15周年を記念した「アサクリ」シリーズの最新作。世界各国のさまざまな時代を楽しめるのが当シリーズの面白さですが、今作は原点回帰で中東のバグダッドが舞台です。最近アラビア語をほんの少し学んでおり、それもあって会話中時折アラビア語が出てくるのが楽しかったです。
『STAR OCEAN THE SECOND STORY R』(PS5)
1998年にエニックス社(現スクウェア・エニックス社)より発売されたPlayStation用ソフトのリメイクです。良質なリメイクで、ボイスや音楽を新旧どちらにするかユーザー側で選べる等、昔からのファンにも新しく触るひとにも、双方に優しいゲームとなっています。
『Alan Wake II』(PS5)
前作から13年の時を経て発売された渾身のホラーゲーム。すっごい怖くてすごい幸せでした。「バイオハザード」や「サイレントヒル」といった先人たちへのリスペクトも随所に感じさせ、またホラーにしか生じ得ないシュールな笑いも素晴らしい。そもそも私がホラー好きという贔屓目はありますが、個人的にゲーム・オブ・ザ・イヤーです。
『NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ』(PS5)
アニメ『NARUTO -ナルト-』20周年を記念した最新作。プレイヤー同士の対戦はもとより、ヒストリーモードでNARUTOの全歴史を追体験できます。さらには、BORUTOのオリジナルストーリーもプレイできる過熱っぷり。
『ペルソナ5 タクティカ』(PS5)
RPG「ペルソナ」シリーズのなかでも2016年に発売されてから根強い人気を誇る『ペルソナ5』、その最新作がこちらのシミュレーションRPGです。久々に再集結した怪盗団(主人公たちの世直しグループ)を見ただけで涙がちょちょ切れます。
『Xenoblade3』(Switch)
非公式な概念ではありますが、1998年にスクウェア社(現スクウェア・エニックス社)から発売されたRPG『ゼノギアス』から続く「ゼノシリーズ」と呼ばれるゲーム群の最新作で、そのうち任天堂社から出ている「ゼノブレイド」シリーズの最新作でもあります。
『リングフィット アドベンチャー』(Switch)
年末にかけて隙あらばプレイしています。三日坊主になったらどうしようと不安だったのですが、「ゲームをクリアしたい」というゲーマーのモチベーションのおかげでちゃんとトレーニングできています。
おわりに
本当はスマートフォン用のゲームも記したかったのですが、とりとめがなくなると思い割愛します。
そう申しておきながら、『レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』と『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』のスクショだけ貼らせてください。
ちなみに、最近のゲーム機は年の瀬になると「どれくらい遊んだか」を教えてくれる便利な機能があります。
上記の533+115で648時間。Xbox専用の『Starfield』が100時間くらいなので計750時間ゲームに勤しんだこととなります。だいぶプレイした気もしますが、ヘビーゲーマーと名乗るにはまだまだコミット不足にも見えるので、来年もたくさんのゲームに囲まれて過ごそうと思います。
冒頭でお伝えした通り、どこまでも私のゲームプレイを記録しただけの文章となり恐縮です。
最後に少しだけ高尚ぶったことを言わせていただけるなら、私の人生はゲームに救われてきました。だからゲーム業界に恩返しをしたくて(もちろんほかの理由もありますが)、イラスト制作会社ミリアッシュを立ち上げました。
その後、あちらこちらで「ゲームが好きだ!」と声を上げていたら、eスポーツ企画会社DEPORTARの設立を手伝ってくれないかと相談を受け、取締役として参画しました。
それより後、eスポーツの大会中に「ゲームは最高!」と猛っていたら、教育サービス会社無花果の代表から「教育とゲームの橋渡しをしてほしい」とお声がけをもらい、社外取締役に就任しました。
そうしていま、ゲーム業界にまたひとつ深入りする取り組みが、来月の発表を目処に進んでいます。
好きだと思うことが、すでに強さ。私はそう信じます。
その”好き”を改めて世界へ発信するため、今年プレイしたゲームを余すところなく記した次第です。
最後までお読みくださりありがとうございました。皆様どうか良いお年をお迎えください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?