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行き場をなくした自意識が形になって成仏するアマゾンレビュー文学(600文字)

『アマゾンレビュー文学』という言葉を知ったのはHORIE ONEでした。

Twitter文学の麻布競馬場さんの回で出たキーワードなのですが。

そんな文学があるそうです

アマゾンのレビュー欄にアザケイ文体で自分語りをする人がいるそうです。

たぶんTik tokに近いのかなと思ってて型を提示することによって言葉にできなかった自意識を表現するプラットフォームになったんだろうなと思う。

アマゾンレビュー文学

見てみると早稲田卒の教師の『3年4組のみんなへ』に対して。

アンサー文学を書いている人がいますね。『先生、お久しぶりです

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note的な絶妙な人数のいいねをあつめてますね。

アマゾンレビュー文学とは

レビューとして投稿されるのはあくまでも商品そのものの感想や問題点だ。しかし中には発想の転換、類い希なる文章力、思わず共感させる説得力を用いて異彩を放つレビューを投稿する人がいる。
こうしたレビューは「アマゾンレビュー文学」と名付けられている。

言われてみれば見たことある

そういえばゼルダの伝説のレビューについて聞いたことがあったな。

型を提示されれば確かに自分の好きなものについて書くのは簡単かも。

自分の作品を特定の内容を興味を持つ人達がいる環境に発表する。

さらに発表した作品に対し評価もしてもらえる。

必要なものはそろってますね。

自意識の表現の場として定着するかもしれませんね


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