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後知恵バイアスで語るなかれ(600文字)

問題の報告の際に耳にする言葉で『後知恵あとぢえバイアス』というのがあります。

物事が起きる前よりもその結果を知った後の方が、それが予測可能だったと考えてしまう心理的傾向。
「やっぱり、こうなると思ってたんだよね」

後知恵バイアスの意味は?その対策は?

THE DAYS

Netflixの『THE DAYS』という福島原発のドラマを観ているのですが。

よく出来たドラマですね。

画面がコロコロ変わり、いろんな立場の人の心情が伺えます。

3話まで視聴

図書館で借りてきた本のタイムラインを観ていたのですが。

3月11日の地震の翌日、3月12日の9時頃が3話あたりになります。

1号機の原子炉のベント弁を職員が手動で開けに行く所まで。

セリフにもあるのですが、被爆の危険性の高い作業になります。

この間、総理が視察に来たりします。

神から目線

この行動が正しかったか?

この事故は起こるべくして起こったのでは?

と思えてしまう点も多々あるのですが。

これはドラマの構成のせいなんでしょうね。

当時の人達は自分たちにできる最善の方法を取っていたんでしょう。

俯瞰ふかんで語ると人の行動なんてアラの塊だと思います。

どういう目線で見るか悩ましいですね。

この先を知っている

タイムラインにはこうあります。

15時36分
1号機の原子炉建屋で、爆発が発生

ベント弁の開放が成功したと判断したのもつかの間。

その1時間後には建屋が水素爆発を起こすようです。


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