見出し画像

【韓国語学習】ハングル文字の覚え方 コレだけ意識すれば楽になる!「エピソード記憶」

断言します。
ハングル文字は、韓国語学習の中で一番高いハードルです。

ハングル文字がいつまで経っても読めない、読むのに時間がかかる。
結構頑張ってるはずなのに…と心が折られて諦めてしまう。

私も、韓国語を始めて2年ぐらいはハングル文字が記号にしか見えませんでした。
机に向かって勉強して、いざ文字を読もうとすると読めなくて嫌になり、勉強をサボる…の繰り返し。

そんな私でしたが、覚えるときに“エピソード記憶”を意識することでスルスル〜と覚えられるようになりました!

今では韓国語の看板や案内文、ネットニュースも読めるぐらいにハングル文字をスラスラ読むことができますし、何よりハングル文字を読むのが楽しくて仕方ないです。

ハングル文字さえ乗り越えれば、本当に韓国語が楽しくなります!!!!
私がハングル文字の地獄から脱出した方法をお伝えしようと思います!


***********************************

「エピソード記憶」とは?

記憶には2種類存在します。「意味記憶」と「エピソード記憶」です。

まず意味記憶とは、いわゆる暗記。
エピソード記憶とは、感情や経験を通して覚えている記憶のことです。いわば「思い出」です。

学校で習った数学の公式や歴史上の人物は忘れても、公式の面白い覚え方や授業中の無駄話は覚えていませんか?これが意味記憶とエピソード記憶の違いです。

エピソード記憶は意味記憶と違い、一度しか経験していなくてもきっかけがあれば思い出すことができ、忘れにくいことが特徴です。


***********************************

エピソード記憶を使った勉強法

私はハングル文字を覚えるとき、ハングルの表を眺める「暗記」をしていました。しかし全く頭に入ってこず、挫折。

ここで、覚え方を工夫して“エピソード記憶”にすることで、ハングル文字を覚えることが出来ました!

エピソード記憶をうまく使って勉強することで、ハングル文字が頭に入って来やすくなります。
私が試して役立った、エピソード記憶を活用した勉強法を紹介します。


「変な覚え方」をする


変というのは、間違えた覚え方をするのではなく「印象的な覚え方」で覚えることです。

「いいくに(1192)作ろう鎌倉幕府」のような語呂合わせや、イラストとして覚えるという方法です。

ここでぜひ試して欲しいのが、「自分なりの覚え方」を作ることです。
わたしが実際にした覚え方を紹介します。

辛ラーメン

こちら、今や定番の辛ラーメンですが、「辛」の横に“라면”とハングル文字が書いてあります。
読み方は、“라”→ラ、“면”→ミョンで、ラミョン。日本語でいうラーメンのことですね。

この画像でいう、青で囲った라の“ㄹ”の部分。

ラーメンの麺みたいに一本で、ちゅるちゅるして見えませんか?なのでラーメンの“r”。

わたしは、この覚え方を思いついたことで一発で覚えられました!!!!

このように覚え方を工夫すると、ハングル表と睨めっこしながら覚えるよりは数万倍覚えやすくなります。また、自分が思いついた覚え方なのでより頭に入ってきます。

覚え方を考えた、思いついたというエピソードになり、記憶に定着します。

ちなみに、それに気づいたとき、世紀の大発見だ!ぐらいのテンションで母に辛ラーメンの袋を見せながら「“ㄹ”ってラーメンみたいじゃない?」と聞いてみたところ、は?と冷めた目で見られました。

心にはダメージ食らいましたが、「“ㄹ”はラーメンの麺だから“r”と発見した」「“ㄹ”がラーメンみたいだと話したら冷めた目で見られて辛い」という2エピソードゲットということになります。

印象深いエピソードや思い出すきっかけが多いほど思い出しやすくなるので、自分で覚えたことを誰かに話してエピソードにすることもいい方法です。


いつもと違う場所で覚える

いざ机に向かって勉強しようとしても、横で母が見ている韓国ドラマに夢中になって泣く、ウォークマンから流れる曲の歌詞を調べ始める、糖分補給のためのキットカットを一晩で一袋食い尽くす…

全く集中できませんでした。というか元々机に向かって勉強するのが無理。

なので、机で勉強することはやめました

ではどこで勉強していたかというと、家のキッチン、イオンのフードコート、カフェ、あと…学校の授業中(小声)。

普段と違う場所で勉強することで、そこで勉強したこと自体がエピソードになります。カフェで勉強しちゃうかっこいい自分(笑)に酔う、なんてこともできます。

場所を変えるとエピソード記憶になるだけでなく集中力も上がるし、気分転換にもなるので一石三鳥です。


次のステップに進む

いくら勉強しても、ハングル文字が記号にしか見えませんでした。四角、丸、カタカナのトとその逆…

記号の組み合わせにしか見えないので読んでいる気がしないというか…。正直、飽きました。

漢字とか英語なら、難しい字や単語を書けたときに「かっけー!」とモチベーションが上がるんですが、ハングル文字は字自体簡単なのでそういう感動もそれほどなく。

なので、飽きた時点で文字の勉強をやめて、文法や挨拶など次のステップに進みました。

単語を自力で読めたという成功体験、間違えたという失敗の体験がエピソード記憶に繋がります。

また、勉強を進めていくとドラマ等で聞き覚えがある単語や表現に出会います。「これ聞いたことある!」と発見することでその単語がさらに印象に残ります。

この発見、かなり嬉しいんです。
東京で地元の友達にばったり会うぐらい嬉しい。

ハングル文字を曖昧だと思っていても、韓国語の文章を読んでみたらいつのまにか読めてる、なんてことが起こります。


***********************************

まとめ

ハングル文字を覚えることは、韓国語初心者にとって一番の壁と言ってもいいくらい、諦めてしまう人が続出します。

しかし、勉強の仕方を少し変えるだけで一気に覚えやすくなります!

ハングル文字を読めるようになれば、できることが格段に増えます
韓国のバラエティのテロップが読めるとか、好きな俳優・アイドルが書いた言葉を理解できる、韓国料理のレシピを読める…などなど。

わからない単語があっても調べることができるようになります。

文法を覚えるときもハングル文字を覚えていた方が簡単に理解できます。

エピソード記憶をうまく使って、楽しくハングル文字を覚えましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?