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幸福論2.0

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2020年2月の記事一覧

家の中で1日を充実させる方法を考えてみよう

私は特別アウトドアではないけど、最低1日1回は外に出ないと気が滅入ってしまうタイプだった。 長らく大阪の小さなアパートで一人暮らしをしていたのだけれど、 『狭い空間に24時間1人で居る』というのが耐えられず、何も予定がない日も近所の蔦屋にDVDを借りに行ったり、散歩に繰り出したり、銭湯でリラックスしたり、何かと用を作っては出かけていた。 じゃないと罪悪感が湧いてくるし、1日を棒に振ってしまう気がしたのだ。 ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ しかしながらカナダに来

ようやく自分らしい強みを見つけた話

自己分析をしたことがある人は、 “自分のことなのに”全く自分の強みが分からない....って絶望したことが少なくとも1回はあるんじゃないかなって思う。 どれだけ幼少期から遡っても、これだとピンとくるものは現れないし、一応見つけたとしてもそれが他人と比べて”優れているか”は謎だ。 なかなか見つからないと、強みがないのかとすら思えてくる。だからとりあえず、強み”っぽい”ものを作って面接に持っていく。 自分のことを客観的に評価することって、予想以上に難しいのだ。 ✳︎✳︎✳

何かに夢中になった先には高確率で面白い未来が待っている

「せっかく海外で生活していたんだから、その時の様子を書き留めておけばよかったなぁ。今はブログとか、自分の体験を発信するツールがあるもんねぇ。」 noteを始ようと思ったきっかけは、当時働いていたホテルのオーナーの一言だった。 長期留学をしていた彼女の後悔は『記録』しなかったことらしかった。 うむ確かに、と思った。 私は3年前にアメリカに留学していたけど、当時は日記も書いていなかったしFacebookのアルバムに写真を追加したくらいで 大まかな出来事はおぼえているけど

妬みを、うらやましいに変換したら『いがいが』は溶けた

『あ、この人嫌い』 心がザワザワっとした。 たった今出会ったばかり、直接会話も交わしたことない人なのに、どうしようもなくやだなぁって思ってしまった。 心の中では違和感センサーがカーンカーンと鳴り響いている。それは彼が口を開く度に大きくなっていった。 それは滅多に感じないけど、確かに感じたことのある気持ちだった。 オノマノペで例えると『いがいが』だろうか。 ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ 私を『いがいが』させたのは昨日の言語交換イベントで出会った、日本人の男の子

褒め言葉ってチョコレートとか花束みたいだね

今日毎週参加している言語交換イベントが終わった後、帰ろうと荷物をまとめていると隣の席にいたインド出身の方が私の方にやってきて、『君の発音は上手だね』って褒めてくれた。 それだけ伝えて、彼はじゃあ、またねって去っていった。この人わざわざ褒め言葉を届けに来てくれたのかな、なんて思うと 心が開封した後のカイロみたいにじわじわと温まってきて、バスに揺られながら『今日はいい1日だわ』ってうっとり目を閉じた。 そういえば、昨日近所のスタバに行ったときも店員さんがオーダーを取るついで

ふと見つけたスキを、ふかぼりした先に個性がある

ひさしぶりに新しいカフェに行った。 最近予定のない日はひきこもりがちで、夕飯時にホストファミリーに「今日は何したの?」って聞かれる度に「特に何も。」って答えていたもんだから、これじゃあいかんよなぁ...と思って無理やり顔を洗って外に飛び出してみた。 何のプライドかは分からないけど、今日はその質問が飛んできたときに、「特に何も。」って言いたくなかったのもある。 今日のトロントのお昼の気温は0度で、ダウンジャケットとヒートテックを数枚着ると寒さを感じなかった。ただ目の前に広